川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス/円、弱気。

2022/08/02

ドル/円は続落。上値を急角度で切り下げています。134~135円台にあった強い下値抵抗を素通りしており、強い下げエネルギーが働いた状態ですが、一方で、5/24に付けた126.36を基点とし、7月の139.39までの61.8%戻しが131.33となること、128.50~130.50ゾーンに月足ベースで見た下値抵抗が控えていることから、短期的にはそろそろターゲットゾーンに入って来た可能性があります。
但し、短期トレンドが変化して日が浅いことから今週いっぱいは大幅反発にも繋がり難いと見られ、ドル続落の可能性により注意する必要があります。

ドル買いは1日様子見です。ドル売りは131.90-00の戻り待ち。損切りは132.60で撤退です。

ユーロ/ドルは小幅続伸となりました。下値を切り上げる流れも維持していますが、中期トレンドが弱いので急伸にも繋がり難いと見られます。買いは1.0210-20の押し目待ちとします。損切りは1.0160で撤退です。売りは様子見です。1.0100割れで終えた場合は下値リスクが点灯、1.0000割れで終えた場合は”弱気”の流れに戻します。

ユーロ/円は続落。上値を急角度で切り下げています。トレンドが弱いので買いは様子見としますが、強い下値抵抗ゾーンにあるので突っ込み売りにも注意が必要です。売りは135.90-00の戻り待ちとします。損切り136.60で撤退ですこれが付いた場合は一旦底打ちした可能性が点灯します。

ポンド/ドルは陽線引けとなり、1.2220-30の抵抗を実体ベースで上抜けて来ました。日足の形状が安定しており、上値トライの動きが期待できますが、中期トレンドがまだ弱いので買いも慎重に。買いは1.2200-10で押し目買い。損切りは1.2150で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.2050割れで下値リスクが点灯、1.2000割れで終えた場合は”ポンド弱気”に変化します。逆に1.24台で終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。

ポンド/円は続落。トレンドの弱さに変わりありませんが161円台前半の下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。但し、161.20-30の抵抗を割り込んで終えた場合は新たな下値リスクが点灯、160円割れで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。買いは様子見です。トレンドが弱いものの、強い下値抵抗に到達しているので売りも1日様子見としています。162円台を回復して終えれば”ニュートラル”な状態に戻しますが、166円台で終えるまでは下値リスクを残します。

豪ドル/円は3手連続陰線引けとなり上値を切り下げています。直近の陰線は単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、1月に付けた80.37を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを若干下抜けた位置で終えており、新たな下落リスクが点灯しています。下値リスクがより高いので、買いは様子見です。売りは91.70-80で戻り売り。損切りは92.10で浅めに撤退です。93.10-20の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが若干後退します。短期トレンドは95.70-80の抵抗を上抜けて終えない限り”強気”に変化しません。

今日のランチはシェ・オオタケまで足を延ばして来ました。夏バテ気味なので一番人気のサーロインステーキのランチをチョイス。野菜サラダはたっぷりのグリーンサラダと半熟卵が1個丸ごと葉っぱの下に隠れていました。メインのステーキは200gはありそうな厚切りのお肉。お肉の下にはとろとろになったナスのソテーが敷いてありました。バケットもたっぷり付いて¥1500はやっぱりお値打ちです。これで気のせいかパワーも付いた感じ。最近人気店になりつつあり、12時前には満席になってしまいました。

chez otake (シェ大竹) – 浜町/フレンチ | 食べログ (tabelog.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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