川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン堅調な展開、週明けの動きに注目、上値の重たい展開に移行する可能性

2024/02/12

4回目の正直

2カ月で 4回目の痛風を発症してしまいました。さすがに、これ以上痛風が長引いて他に影響が出ては良くないので、食事により注意をするようにしました。以前、お医者さんからもらったプリン体の多い食べ物一覧表を見ながら頑張っています。

「週明けの動きに注目」

高値を示現後押し目を形成していたビットコインだが、下げ止まると、上値抵抗線として存在していたADラインを超え、更にはBDラインそしてCDラインと超えてきた。

次の注目日は2月13日前後である。

A点水準:約640万円
B点水準:約700万円

今週のポイントは週明けの動きに注目したいということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。週明けにD点が位置する時間帯を通過する。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
堅調な展開を維持している。上値抵抗線としてCDラインを超えて真横のペンタゴンの中に入ってきた。また、右肩上がりのDEラインが下値支持線として存在しているからだ。
この場合、E点水準を窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、ダブルトップを形成した可能性もあるからだ。
この場合、600万円を割り込んでいくことになろう。

<一目均衡表>

雲を上抜けて終値で高値を更新してきた。ポイントはダブルトップを形成するのか否か、そして、雲のねじれの位置が接近していることから新しい流れが出てくるのか否かの2つがある。

「高値を更新するのか」

高値を示現後、右肩下がりのADラインが上値抵抗線となったいたのだが、B点が位置する時間帯にかけてADラインを超えると再び上昇に転じ高値に迫っている。

次の注目日は2月14日前後である。

A点水準:約40万円
C点水準:約30万円

今週のポイントは堅調な展開の中、高値を更新することが出来るかということである。

<あくまでも個人的見解>
CEラインに注目したい。高値を更新するのであれば、上値の節目と同時に上値抵抗線として存在しているCEラインを超えていくことが必要になるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。C点が位置する時間帯以降、陽線が続いている。また、上値抵抗線CDラインを超えてきた。そして、右肩上がりのDEラインが下値支持線として存在しているからだ。
この場合、高値更新から40万円台に乗せてくることが考えられる。

<第2シナリオ>
上値の重たい展開に移行する可能性もある。上値抵抗線としてCEラインが存在している。
また、D点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、30万円を試す動きになっていこう。

<一目均衡表>

堅調な展開が続いている。雲の上方を推移していることに加え、遅行スパンも26日前のローソク足を越えようとしているからだ。

「下げ止まることが出来るの

上値の重たい展開が続いている。現ペンタゴンの中に入った後も値を上げることなく推移している。ただし、B点が位置する時間帯を通過した直後より陽線が連続して出現している。

次の注目日は2月19日前後である。

A点水準:約40円
B点水準:約90円
C点水準:約120円
D点水準:約70円

今週のポイントは下げ止まりから堅調な展開に移行できるのかということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。先週末にC点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開となっている。A点が位置する時間帯を通過した後も値を下げ、下値支持線と期待されたABラインを割り込んでしまった。また、右肩下がりのBDラインが上値抵抗線として存在しているからだ。
この場合、70円を割り込んでいくことが考えられる。

<第2シナリオ>
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯以降、下げ止まる気配を見せている。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、90円を超えていくことになろう。

<一目均衡表>

上値の重たい展開が続いている。基準線の下方を推移していることに加え、遅行スパンも26日前のローソク足の下方に位置している。ここからは、遅行スパンが26日前のローソク足を超えることが出来るのか否かに注目をしたい。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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