川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

底堅い動きから反発に転じるか、踏みとどまるビットコイン

2023/09/18

食欲の秋

先日、炊飯器が壊れたので何年振りかに買い換えました。電気屋さんに行くとビックリ!たくさんの種類があって、良い値段がしています。でも、小さい3合炊きを買ってきたのですが、これでも十分、美味しく炊けます。嬉しくなって、ついついご飯を食べてしまいます。しかも、食欲の秋、という絶好の季節。これ以上、太らないようにしないと。

「踏み止まったのだが」

下値支持線AEラインを挟んでの攻防戦となっていた。一時はAEラインを割り込んだものの、先週末にはAEラインだけでなく、上値抵抗線BEラインも超えてきた。

次の注目日は9月29日前後である。

A点水準:約380万円
B点水準:約440万円
C点水準:約320万円
D点水準:約480万円

今週のポイントは底堅い動きが続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
E点に注目したい。E点の上方を通過するのか否かがポイントになる。E点の上方を通過することが出来れば、EFラインを超えて真横に新しいペンタゴンが描き足される。そうなると、ペンタゴンの形状より、底堅い動きが期待できるようになる。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。右肩下がりの上値抵抗線DEラインが存在している。また、高値を見ても、右肩下がりに推移しているからだ。この場合、360万円を割り込んでいく可能性も出てくる。

<第2シナリオ>
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性が出てきた。下値支持線としてAEラインが存在している。また、AEラインの下方にはCEラインも控えている。そして、上値抵抗線BEラインを超えてきているからだ。この場合、400万円台を回復することになろう。

遅行スパンが26日前のローソク足を超えてきている。ここから反発に転じることになるのか。そうであるなら、まずは雲の中に入っていくことが求められる。

「下げ止まることが出来るのか」

A点が位置する時間帯を通過した後も上値の重たい展開が続いているイーサリアムだが、C点が位置する時間帯に下げ止まると、右肩上がりのBDラインに沿って値を戻してきている。

次の注目日は9月20日前後である。

A点水準:約30万円
B点水準:約20万円  
C点水準:約14万円
E点水準:約24万円

今週のポイントは週明けの動きに注目ということである。

<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。週明けにD点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過する。したがって、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>
上値の重たい展開が続いている。A点が位置する時間帯を通過した後も価格水準を下げてきている。また、右肩下がりのADラインが上値抵抗線として控えているからだ。この場合、20万円を試す可能性がある。

<第2シナリオ>
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯を通過した直後より陽線が続いている。また、下値支持線としてBDラインが存在しているからだ。この場合、28万円を窺がう動きになっていこう。

遅行スパンは26日前のローソク足を、現在値は雲の下限を超えていくことが出来るのか否かがポイントになっている。正念場を迎えている。

「ど真ん中の時間帯を通過」

高値を示現した後は、右肩下がりに値を下げてきている。直近ではA点が位置する時間帯にA点に引き寄せられる動きを見せたのだが、その後は横這いとなり、C点が位置する時間帯に到達した。

次の注目日は9月23日前後である。

A点水準:約70円
B点水準:約40円
C点水準:約90円

今週のポイントは新しい流れが出てくるのかということである。

<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるC点に到達したことで、ど真ん中の時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

上値の重たい展開が続いている。下値支持線として期待されたACラインを割り込んでしまった。また、CEラインが上値抵抗線として存在しているからだ。この場合、60円を割り込む可能性も出てくる。

<第2シナリオ>
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。ペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、D点が位置する時間帯も接近してくるからだ。この場合、90円台に戻す動きになっていこう。

ここでは遅行スパンに注目したい。まずは、26日前のローソク足を超えていくことが出来るのか否かがポイントになる。そして、次に、現在値が基準線を超えていくことが出来るのか否か、ということである。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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