川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

上値を抑えられ横ばいが続き、分かれ目のビットコイン

2023/05/29

田植え

田植えに行ってきました。ここ2年、稲刈りには参加し、自分たちの名前が付いたお米を収穫しているのですが、今年は田植えから参加しました。ただ、この田植えは、普通の格好で作業するのではなく、なんと、三太郎(金太郎、桃太郎、浦島太郎)の格好をして行いました。ちなみに筆者は桃太郎。そして、秋には『三太郎米』として稲刈りをしに行きたいと思います。

「上値を抑えられている」

ABラインを割り込むと、その後はほぼ横ばいとなっている。そして、上値抵抗線BDラインの真下を推移している。

次の注目日は6月3日前後である。

A点水準:約280万円
B点水準:約380万円

今週のポイントはもち合いは続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
BDラインに注目したい。堅調な展開を維持するのであれば、上値抵抗線として存在しているBDラインを超えていくことが求められるからだ。

<現在のシナリオ>
堅調な展開が続いている。下値支持線として右肩上がりのADラインが存在しているからだ。この場合、400万円乗せを窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>

上値の重たい展開に移行する可能性もある。上値抵抗線としてBDラインが存在している。また、C点が位置する時間帯を通過した後に陰線が出現しているからである。この場合、ADラインを割り込み、320万円を試す動きになっていこう。

雲の中を推移している。すなわち、もち合いとなっていると言えるであろう。したがって、雲の上限を超えていくことが出来るのか、それとも下限を割り込んでいくのか、に注目である。

「もち合いから動きが出てくるか」

ABラインを超えて真横に新しいペンタゴンが描き足されたのだが、ABラインに到達しても新しい流れが出ることなく横這いが続いている。

次の注目日は5月30日前後である。

A点水準:約14万円
B点水準:約30万円  
C点水準:約20万円
D点水準:約24万円

今週のポイントはもち合いから放れることが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>

C点に注目した。週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>

堅調な展開を維持している。右肩下がりの上値抵抗線BCラインを超えてきた。また、下値支持線CDラインが存在しているからだ。この場合、30万円を窺がう可能性がある。

<第2シナリオ>

上値の重たい展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、BDラインが上値抵抗線として控えているからだ。この場合、20万円を試す動きになっていこう。

雲の中を推移している。現在は雲の真下に位置していることから、この雲の超えていくことが出来るのか否かがポイントになる。

「週明けの動きに注目」

底堅い動きが続いており、上値抵抗線として存在してたABラインを超えてきた。そして、B点が位置する時間帯に到達した。

次の注目日は6月3日前後である。

A点水準:約70円
B点水準:約40円 
C点水準:約90円
D点水準:約60円

今週のポイントは新しい流れが出てくるのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。先週末にB点が位置する時間帯に到達した。したがって、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

<現在のシナリオ>

堅調な展開が続いている。上値抵抗線ABラインを超えてきている。B点が位置する時間帯に陽線が出現しているからだ。この場合、80円を窺がう動きになっていこう。

<第2シナリオ>

上値の重たい展開に移行する可能性がある。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性もあるからだ。また、C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となる可能性もある。この場合、50円を割り込んでいくことになろう。

堅調な展開となっている。すなわち、雲の上方を超えてきているからだ。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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