川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ビットコイン再び上昇、400万円台に乗せてきた。

2023/04/17

❖❖パックンと対談❖❖

レギュラーを務めているテレビ埼玉の『埼玉ビジネスウオッチ』でパックンと対談をしました。ラジオでパックンと対談したのですが、話が面白く、テレビでも放映した方が良いと考えて企画を出して実現した次第です。テレ玉も告知を積極的に行ったせいか、反響が大きくなっています。

「堅調な展開が続く」

ADライン水準に到達し、A点が位置する時間帯を通過した後も高値での横ばいが続いていた、しかし、B点が位置する時間帯にかけて、再び上昇。400万円台に乗せてきた。

次の注目日は4月21日前後である。

A点水準:約380万円
C点水準:約440万円

今週のポイントはこのまま堅調な展開が続くのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのACラインに沿って推移していくことが求められるからだ。

(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。節目のADラインを超えてきた。上値でのもち合いを上放れたことで右肩上がりのACラインに沿って推移していくことが考えられるからだ。この場合、440万円を窺がう動きになっていこう。

(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩下がりのCDラインが上値抵抗線として控えているからだ。この場合、320万円を試す動きが考えられる。

雲のねじれの位置を超えた後も値を上げ、堅調な展開が続いている。

「高値を更新」

上値抵抗線として存在していたABラインを超えてB点に引き寄せられた。その後は大きく上昇し、CEラインに迫っている。

次の注目日は4月22日前後である。

A点水準:約30万円
B点水準:約24万円 
D点水準:約40万円

今週のポイントは高値更新は続くのかということである。

<あくまでも個人的見解>
CEラインに注目したい。堅調な展開が続くのであれは、上値抵抗線として存在しているCEラインを超えていくことが求められるからだ。逆に、CEラインを超えることが出来ないのであれば、上値の重たい展開に移行する確率が高くなろう。

(現在のシナリオ)
堅調な展開を続けている。B点が位置する時間帯を通過した後も値を上げている。また、BCラインに沿って推移しているからだ。この場合、30万円台に乗せていくことになろう。

(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、上値抵抗線としてCEラインが控えているからだ。この場合、20万円を試す動きになっていこう。

雲のねじれの位置を超えた後も値を上げている。また、遅行スパンも26日前の価格の上方を推移している。ゆえに、堅調な展開が続いている。

「堅調な展開を維持」

下値でのもち合いが続いた後、上昇に転じたのだが、A点が位置する時間帯を通過した後は横ばいが続いている。

次の注目日は4月20日前後である。

A点水準:約90円
B点水準:約70円
C点水準:約120円

今週のポイントは堅調な展開を維持できるのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。ペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過した。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)
堅調な展開が続いている。先週末には陽線が出現し、右肩下がりの上値抵抗線BEラインを超えてきた。そして、右肩上がりのBDラインに沿って推移していく可能性もあるからだ。この場合、90円を窺がう動きになっていこう。

(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、週末にもC点が位置する時間帯を通過することで、流れが変わる可能性もあるからだ。この場合、50円を試す動きになっていこう。

雲の薄い部分を通過している。しかも、ねじれの位置も連続している。したがって、流れが変わりやすい状態と言えよう。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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