川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

上値の重たい展開のビットコイン、下げ止まりから落ち着いた動きになるか

2022/09/26

初めての修理

今の車は7台目です。20歳から車を乗り始めているので、6年周期で買い替えているペースになります。しかし、今の車は今までの車とは違う。というのも、初めて15万キロ以上乗っているのです。しかも、1度も故障知らずで、周りには『20万キロ乗りたい』と公言しています。ところが、先日、ラジエーターのホースから水漏れ!初めての修理をしました。

全部のホースを取り替えました。悪いホースだけを取り替えて、他のホースが破れる可能性があるので、全部を取り替えるということになったのです。でもね、ふと、『人間の血管のようだな』と思い、歳を取ればそれだけちゃんとケアをしてあげないといけないと、健康診断をさぼっていることに反省!

「下げ止まることが出来るのか」

先週のレポートではADラインに注目した。ADラインが下値支持線となり、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになったからだ。 実際には、ADラインを割り込んできたのだが、B点が位置する時間帯に陽線が出現し下げ止まる気配を見せている。

次の注目日は9月29日前後である。

A点水準:約280万円
C点水準:約220万円
E点水準:約380万円

今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

ADラインに注目したい。下げ止まりから落ち着いた動きになるのであれば、少なくとも上値抵抗線となったADラインを超えていくことが求められるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。AEラインを割り込み右下のペンタゴンの中に入ったことで、弱気が広がっている。また、上値抵抗線としてADラインが存在しているからだ。 この場合、250万円を割り込んでいく可能性がある。

(第2シナリオ)

下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性も残っている。B点ないしC点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、320万円を超えていくことが求められる。

雲を上抜けることは出来ずに、雲の下方での推移が続いている。ただし、雲のねじれの位置を通過した後に陽線が出現していることから、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになる。

「下げ止まることが出来るのか」

先週のレポートではB点に注目した。B点が位置する時間帯が変化日となり、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになったからだ。 実際には下げ止まることはなく、ADラインまで値を下げた。

次の注目日は10月1日前後である。

A点水準:約14万円
B点水準:約24万円
C点水準:約30万円
D点水準:約20万円

今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

ADラインに注目したい。右肩上がりのADラインが下値支持線となり、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。A点およびB点が位置する時間帯を通過した後も下落が続いている。また、右肩上がりの下値支持線ABラインを割り込んでしまっている。そして、右肩下がりのBDラインが上値抵抗線として存在しているからだ。 この場合、AEラインを試す動きになっていこう。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に戻る可能性も残っている。C点が位置する時間帯が変化日となり下げ止まる可能性がある。しかも、C点が位置する時間帯に下値支持線と期待されるADラインに到達し陽線が出現しているからだ。 この場合、22万円を超えていくことが求められる。

堅調な展開を維持していたのだが、雲の下限を割り込み、雲が上値抵抗線となっている。

「週明けの動きに注目したい」

先週のレポートでは、B点に注目した。ペンタゴンのど真ん中の時間帯にあたるB点を通過することで、新しい動きが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、B点を通過した後に陽線が続き、堅調な展開に移行した。

次の注目日は9月26日前後である。

A点水準:約40円
B点水準:約70円
C点水準:約120円
D点水準:約90円

今週のポイントはどこまで上昇することが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>

C点に注目したい。週明けにC点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。

(現在のシナリオ)

堅調な展開となっている。ど真ん中の時間帯以降も上昇が続いている。また、右肩下がりの上値抵抗線BEラインを超えてきているからだ。 この場合、90円を窺がう動きになっていこう。

(第2シナリオ)

上値の重たい展開に戻る可能性も残っている。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩下がりのDEラインが上値抵抗線として控えているからだ。 この場合、60円を割り込んでいくことになろう。

雲から上放れ、堅調な展開を見せている。雲のねじれの位置が接近しているが、その後も堅調な展開を維持することが出来るのか否かに注目したい。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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