蟹瀬誠一コラム「世界の風を感じて」

蟹瀬誠一(かにせ・せいいち)

国際ジャーナリスト/明治大学国際日本学部教授
(株)アバージェンス取締役
(株)ケイアソシエイツ副社長
1950年石川県生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、米AP通信社記者、仏AFP通信社記者、米TIME誌特派員を経て、91年にTBS『報道特集』キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。東欧、ベトナム、ロシア情勢など海外ニュース中心に取材・リポート。国際政治・経済・文化に詳しい。現在は『リーダー&イノベーション・賢者の選択』(日経CNBC,サンテレビ、BS-12)、『マネーの羅針盤』(テレビ東京)のメインキャスター。カンボジアに小学校を建設するボランティア活動や環境NPO理事としても活躍。
2008年より2013年3月まで明治大学国際日本学部長。
趣味は、読書、美術鑑賞、ゴルフ、テニス、スキューバ・ダイビングなど。


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いろんな意味でギリシャは欧州にとって重要な問題

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注目を集めた6月17日のギリシャ議会再選挙ではなんとか緊縮派が勝利を収めた。これでギリシャのユーロ離脱を当面回避できたとマスコミは伝えている。しかし考えてみるとギリシャのユーロ離脱などということが現実にありえるのだろうか。ユーロ誕生の歴史と欧州におけるギリシャの価値を見直してみるとその答えが浮かび上がってくる。

欧州共通通貨ユーロは参加国の期待を一身に背負って1999年1月に導入された。最初は決済用仮想通貨としてスタートし、その3年後の2002年に私たちが目にすることができる現金通貨となった。そして1998年には欧州中央銀行(ECB)が設立され、曲がりなりにも“欧州合衆国”が誕生したのである。今やユーロは欧州連合加盟国17カ国を含む23カ国で使用されている。

欧州に単一通貨が誕生した背景にはふたつの理由があった。ひとつは、1968年の関税同盟によって欧州に一大経済圏をつくるという目標が現実のものとなっていたこと。ふたつ目は、ブレトン・ウッズ体制(金本位体制)の崩壊による為替相場の不安定を是正することである。

ユーロ導入のメリットは、為替相場リスクが軽減されるとともにユーロ圏内での貿易が盛んになり、企業にも個人にも大きな利益がもたらされることにあった。実際、2007年まではユーロ圏内での貿易は目覚ましい成長をみせたため、その勢いから英語の「ユーフォリア(多幸感)」もじって「ユーロフォリア」という言葉さえ造られたぐらいだ。それが最近では「フォビア(恐怖)」をくっつけて「ユーロフォビア」などと言われている。変われば変わるものである。

しかし、苦難の末作り上げてきた欧州合衆国である。その解体に繋がりかねないギリシャ離脱は是が非でも避けたいというのが本音だろう。例えていえば、埼玉県が大赤字を垂れ流しているから日本から切り離してはどうかと議論しているようなものである。そんなことをしたら日本国はバラバラになってしまうから、国と他の都道府県はなんとしても埼玉県を助けようとするだろう。

それにしても、そもそもなぜギリシャのような“粉飾決算”常習国を仲間に入れたのだろうか。その背景には強い文化的繋がりがあると私は思っている。紀元前の昔からギリシャは欧州の哲学や文化、芸術に様々な影響を与えてきた。その影響力の大きさからギリシャは「欧州文化のゆりかご」とさえ称されるくらいである。

ヨーロッパ文明の源流はヘブライズム(ユダヤ教・キリスト教)とヘレニズムだが、ヘレニズムとは他でもないヘレネス(ギリシャ人)に由来している語だ。つまり欧州の人々にとってギリシャは無くてはならない存在なのである。地政学的にもギリシャは北大西洋機構(NATO)のメンバーで米軍基地が多数あり、その弱体化をロシアが虎視眈々と狙っている構図がある。

そんなことを考え合わせると、ギリシャは救済されるだろうし、最近安値のユーロは買いではないかと思える。

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