蟹瀬誠一コラム「世界の風を感じて」

蟹瀬誠一(かにせ・せいいち)

国際ジャーナリスト/明治大学国際日本学部教授
(株)アバージェンス取締役
(株)ケイアソシエイツ副社長
1950年石川県生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、米AP通信社記者、仏AFP通信社記者、米TIME誌特派員を経て、91年にTBS『報道特集』キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。東欧、ベトナム、ロシア情勢など海外ニュース中心に取材・リポート。国際政治・経済・文化に詳しい。現在は『リーダー&イノベーション・賢者の選択』(日経CNBC,サンテレビ、BS-12)、『マネーの羅針盤』(テレビ東京)のメインキャスター。カンボジアに小学校を建設するボランティア活動や環境NPO理事としても活躍。
2008年より2013年3月まで明治大学国際日本学部長。
趣味は、読書、美術鑑賞、ゴルフ、テニス、スキューバ・ダイビングなど。


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賞賛される企業とは、時代を映す鏡

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世界で最も称賛される企業はどこか。

その答えを見つけるために私が毎年注目しているのが、米経済誌フォーチュンの”THE WORLD’S MOST ADMIRED COMPANIES”(世界で最も称賛される企業)である。経営者や経済の専門家たちが考える近未来の経営スタイルがそこから読み取れるからだ。

4000人近くの重役やアナリストに対して行われた今年の調査の結果、堂々の1位に選ばれたのはアップル。4年連続のトップである。一時は経営危機で存続が危ぶまれた企業が奇跡的に再浮上出来たのはひとえに故スティーブ・ジョブズのカリスマ経営によるものだろう。

それ以上に驚かされるのは2位にグーグル, 3位にアマゾンがランクインし、インターネットサービス企業がトップ3を独占してしまったことだ。つまり、これからは従来のピラミッド型の企業経営ではなく横に広がるネットワーク型の企業経営形態が主流となり、そうした企業に優秀な人材が集まるのだ。

では上位に入った企業が称賛されている理由は何だろうか。ひとつ目はなんといってもイノベーション。常に革新的であることだ。変化についていくのではなく変化を自ら起こすパワーがある。2番目は人材マネジメント。いかに社員を効率的に働かせるかだけでなく、いかに不満の少ない職場を作り上げるかがポイントになっている。そこで問われるのがマネジメントの質。経営者が経営の健全性、企業資産の使い方、長期投資などでリーダーシップを発揮できなければ称賛される企業には成りえないのである。

今回の調査でトップ50に選ばれた会社には、さらにふたつの共通点がある。ひとつは、社会的責任を自覚していること。利潤追求だけでなくより良い社会創造のために積極的に関与しているのである。もうひとつは、世界市場での揺るぎない競争力。グローバル・ブランドであるコカ・コーラが4位、IBMが5位、物流のフェデックスが6位にランクインしているのはその証である。ただし、これらの企業もインターネットサービスなしには事業が行えないのが現実だから、ネットサービス企業の躍進はこれからも当分続くとみて間違いないだろう。

ちなみに日本企業でランクインしているのは33位のトヨタと50位のホンダのわずか2社だけ。かなり寂しい思いである。

THE WORLD’S MOST ADMIRED COMPANIES

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