蟹瀬誠一コラム「世界の風を感じて」

蟹瀬誠一(かにせ・せいいち)

国際ジャーナリスト/明治大学国際日本学部教授
(株)アバージェンス取締役
(株)ケイアソシエイツ副社長
1950年石川県生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、米AP通信社記者、仏AFP通信社記者、米TIME誌特派員を経て、91年にTBS『報道特集』キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。東欧、ベトナム、ロシア情勢など海外ニュース中心に取材・リポート。国際政治・経済・文化に詳しい。現在は『リーダー&イノベーション・賢者の選択』(日経CNBC,サンテレビ、BS-12)、『マネーの羅針盤』(テレビ東京)のメインキャスター。カンボジアに小学校を建設するボランティア活動や環境NPO理事としても活躍。
2008年より2013年3月まで明治大学国際日本学部長。
趣味は、読書、美術鑑賞、ゴルフ、テニス、スキューバ・ダイビングなど。


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エコバッグやエコ住宅から家電や自動車のエコポイントまで、世の中は「エコ」が溢れている。

英語ではこれを"go green"という。緑が自然を象徴する色だからだ。

しかし問題は、何が本当にエコなのかということだろう。巷にはずいぶんといい加減な「エコ常識」が流布されている。

例えば、「ミネラルウォーターは水道水より安全」。答えはノーである。
日本や米国のような先進国では水道水のほうが厳しい基準を満たしているのでミネラルウォーターの方が安全だとは言えない。

「地産地消がエコ」というのも疑ってかかった方がいい。

例えば、あなたがエコ意識の高い英国人だとする。
英国で生産されるトマトとスペインから英国に運ばれるトマトとどちらを選ぶだろうか。

たいていの人は地元で生産されたトマトを選ぶ。

しかしこれも誤り。実際には、英国の温室で育てられるトマトの方がスペイン産よりエネルギーや肥料を使い土壌を荒らしているのだ。

「温暖化ガスを最も多く排出しているのは自動車である」というのはどうだろうか。これも答えはノーである。日頃食べているハンバーガーの方がよっぽどたくさん温暖化ガスを排出しているのだ。
自動車の13%に対して、肉は世界の温暖化ガスの18%以上を占めているという研究結果がある。

家畜、とくに牛を育てるために必要な飼料、そしてそれが消化される過程で発生するメタンガスが温暖化ガスになっているのだ。

この他にも、「プラスチックのクリスマスツリーを買ったほうが本物の木を切るよりエコ」なんて"常識"もじつは誤りである。環境に対して配慮するということは大切だが、誤った知識は逆効果ということもあるのだ。

私は環境NPOの理事を務めているが、地球温暖化防止のために炭酸ガス(CO2)を減らそうというキャンペーンには少なからず疑念を抱いているひとりである。

そもそものIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のデータが甚だ疑わしい。すでに一部の当事者が誤りを認めている。

英国では、すでにCO2悪者説を疑問視している人が半数近くいるという。ところが日本ではマスコミが朝から晩まで「エコ、エコ、CO2を減らせ」と叫び続けているため、小学生からお年寄りまで疑う人は少ない。本当にそれでいいのか。

そろそろきちんと科学的に検証する作業を日本政府も国民もしてみたらどうだろうか。(終)

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