川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、調整下げの範囲内。クロス/円、反発余地が限られる可能性。

2024/11/18

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ドル/円は直近の日足が前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに大陰線の出現となりました。単体では下値リスクの高いものですが、現状は下値を切り上げる流れを維持しており、調整下げの範囲内に留まっています。このため、週初の下値トライに失敗すれば、再度155.00~155.50ゾーンの上値抵抗をトライする動きが強まると見られますが、逆に、152.10-20,151.40-50の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、調整下げの範囲内に留まらず、短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。

ドル買いは153.00-10の押し目を軽く拾って152.40で一旦撤退するか、152.10-20まで引き付けて。この場合の損切りは新たな下落リスクが生ずる151.40で撤退です。売りは155.40-50の戻り待ちとします。損切りは156.10で撤退です。

日足の上値抵抗は154.90-00,155.40-50,156.20-30に、下値抵抗は153.60-70,152.90-00, 152.30-40,151.80-90にあります。

ユーロ/ドルは実体の小さい陽線で続落を食い止めています。上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗して押し戻された形ですが、1.0460~1.0500に中期的な下値抵抗があり、このレベルでの売りも慎重に臨む必要がありそうです。トレンドが弱い状態にあるので買いは様子見か1.0500-10まで引きつけて軽く買い狙い。損切りは1.0460で撤退です。売りは1.0570-80で戻り売り。損切りは1.0630で一旦撤退です。上値抵抗は1.0570-80,1.0620-30,1.0660-70に、下値抵抗は1.0500-10,1.0460-70,1.0410-20にあります。短期トレンドは1.0710-20の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻します。逆に、1.0400を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

ユーロ/円は直近の日足が大陰線の出現となり、この足が163.30-40にあった日足の抵抗を下抜けており、新たな下落リスクが生じています。162.00±10銭に強い下値抵抗がありますが、これを下抜けて終えた場合は159~160円台にある強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。逆に可能性がやや低くなりましたが、165円台に実体を戻して引けた場合は、“ニュートラル”な状態に戻して166円台にある強い抵抗を再度トライする動きが強まり易くなります。ユーロ買い下値リスクがやや高いので1日様子見か161.40に損切りを置くなら162.00-10で軽く試し買い程度に。売りは163.80-90で戻り売り。上値余地を164.30近辺まで見て置く必要があります。損切りは164.60で撤退です。上値抵抗は163.20-30,163.80-90,164.30-40に、下値抵抗は162.30-40,162.00±10銭、160.00-10,159.50-60にあります。

ポンド/ドルは続落。6手連続陰線引けとなりました。トレンドは非常に弱い状態ですが、ポンド/ドルの一相場400~500ポイントのターゲット圏内に到達し始めており1.25台からの売りも慎重に。トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは1.2670-80で戻り売り。損切りは1.2730で一旦撤退です。上値抵抗は1.2640-50,1.2670-80,1.2710-20,1.2750-60に、下値抵抗は1.2600-10,1.2560-70,1.2510-20にあります。これ以上あれば一旦買い場と見ています。短期トレンドは1.2810-20の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態見戻しますが、1.3040-50の抵抗をうえ抜けて終えるまでは下値リスクを残します。

ポンド/円は大陰線の出現となり、下値リスクの高いものですが、下げエネルギーを一気に吐き出した感があることや、194円台の強い下値抵抗ポイントで終えており、週初の下値トライに失敗して小反発の可能性も高いと見られます。トレンドが弱いので買いは様子見か194.00-10まで引きつけて。損切りは193.50で一旦撤退です。売りは195.90-00で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは196.60で一旦撤退です。上値抵抗は195.60-70,196.00-10,196.30-40,196.80-90に、下値抵抗は194.50-60,194.00-10,193.70-80にあります。短期トレンドは197円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、199.80-90の抵抗を上抜けて終えない限り、“強気”に変化しません。

豪ドル/円は直近の日足が値幅の大きい陰線引けとなり、この足が100円台を維持出来ずに終えており、短期トレンドが変化し始めています。99.40-50の抵抗を実体ベースで守っていますが日足の形状が悪化しており98円方向への下落リスクに注意が比強いです。買いは様子見に転じます。売りは100.10-20で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは100.60で一旦撤退です。上値抵抗は99.80-90,100.20-30,100.50-60に、下値艇庫は99.40-50,99.00-10,98.70-80,98.10-20にあります。短期トレンドは101円台に実体を戻して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、102.10-20の抵抗を上抜けて終えるまでは“強気”に変化しません。

今日の朝は年に一度の人間ドック。朝一番だったのでお昼前に終わりました。少し時間を置いてランチは近くの千疋屋本店のフルーツパーラーへ。1時過ぎで空いて来た時間帯のせいか、奥の窓からの景色が良く見えるテーブル席に通されました。むか~し、食べたマンゴーカレーとホットコーヒーを頂いてきました。¥2255です。マンゴーカレーには小さなフルーツポンチが付いて来ます。ポークとマンゴーが喧嘩せずに優しいカレーソースに良く合っています。10年前の¥1400円からは随分値段が上がりましたが、落ち着いた空間でゆっくり頂くことが出来ます。遅いランチのせいか、フルーツパフェを食べている人が多かったかな。お会計を済ませて外に出てから気が付きました!人間ドックの受診者には¥1000のランチ券が付いていたことを!! 仕方ないのでまた日本橋界隈でランチするときに利用します。

フルーツパーラー|千疋屋総本店

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。
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