川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、クロス円、小じっかり。

2024/03/13

直近の日足は陽線引けとなり、続伸して終えていますが、148.10-20の上値抵抗にはぶつかっており、148.50超えに実体を戻すまでは、下値リスクにより警戒が必要です。一方で146.40-50の下値抵抗も守っており、調整下げが浅いものに留まる可能性があり、147円割れからの突っ込み売りにも注意が必要です。

下値リスクを残した状態にあるのでドル買いは底打ち確認まで様子見か146.90-00で押し目買い。損切りは146.40で撤退です。ドル売りは損切りが付いたので1日様子見か148.00-10の戻りを軽く売って148.60で撤退です。

ユーロ/ドルは実体が小さく寄せ線に近い形の陰線引けとなり、小幅続落して終えています。上値を若干切り下げていますが調整下げの範囲内に留まっており、反発に転ずる可能性に繋げています。買いは1.0900-10で押し目買い。損切りは1.0860で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0950-60、1.0980-90,1.1010-20に、下値抵抗は1.0900-10, 1.0870-80,1.0840-50にあります。短期トレンドは1.0750を割り込んで終えない限り変化しません。

ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、トレンドがまだ弱く下値リスクを残した状態です。買いは様子見か160.50-60まで引き付けて。損切りは159.80で撤退です。売りは161.60-70で再度戻り売り。損切りは162.30で一旦撤退です。162.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、163.60-70の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。上値抵抗は161.60-70,162.10-20,162.50-60に、下値抵抗は160.90-00に軽い抵抗が、160.50-60,160.00-10,159.50-60に強い抵抗がありますが、159.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

ポンド/ドルは小幅続落となりましたが、直近の陰線が下値トライに失敗して押し戻された形となっており、反発余地を探る動きに繋げています。調整下げの範囲内に度止まっており、押し目買い方針で。買いは1.2750-60で押し目買い。損切りは1.2720で一旦撤退です。売りは様子見か1.2910に損切りを置くなら1.2880-90まで引き付けて軽く試し売り程度に。上値抵抗は1.2820-30,1.2850-60,1.2880-90に、下値抵抗は1.2750-60,1.2720-30,1.2690-00にあります。1.2650以下で終えた場合は下値リスクが点灯、1.2600を割り込んで終えた場合は“弱気”に変化します。

ポンド/円は寄り付き安値の陽線で切り返しました。上値トライの可能性に繋げていますが、上値を切り下げる流れに変化なく、190円台にしっかり乗せて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か180.00-10で軽く押し目買い。損切りは179.70で浅めに撤退です。売りは189.40-50の戻り待ちとしています。損切りは190.20で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。上値抵抗は188.90-00,189.40-50,190.00-10に、下値抵抗は188.00-10,187.50-60,187.00-10にあります。190円台に戻して引ければ下値リスクが後退します。

豪ドル/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。下値抵抗を守っていますが、上値を切り下げる流れに留まっており、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1日様子見か97.00-10まで引き付けて。損切りは96.70で浅めに撤退です。売りは98.00-10で戻り売り。損切りは98.30で撤退です。96.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

今日は北風が冷たいです。今日は定例ランチ会でロイパの「桂花苑」で平日限定の選べる2種のランチコースにしました。今日はエビチリと黒酢の酢豚を選びました。スープ、杏仁豆腐が付いて5000円でちょっとおつりがくるくらい。他の面々は麺類を選びましたがそれでも単品で¥3000以上しています。金相場や温泉の話で盛り上がり、結局終わってみれば2時間を超えていました。居心地が良いので(当たり前ですが)ついつい長居してしまいます。今日もレストランは満席に近い状態でした。

桂花苑 -【公式】ロイヤルパークホテル – 東京・日本橋 – 水天宮前駅 直結 (rph.co.jp)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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