川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル円、クロス円、堅調。米雇用統計発表待ち。

2023/10/06

今日はこれから外出の予定です。朝のコメントの一部を掲載しておきますので参考になさって頂けたらと思います。今日は米雇用統計発表を控えており、発表まで暫く様子見です。

ドル円は小陰線で終え、上値を切り下げています。下げエネルギーの強いものではありませんが、日足の形状が若干悪化し始めており、下値リスクに注意が必要です。

147.50を割り込んで終えた場合は来週も調整下げの流れが継続します。逆に149.50-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退、149.80-90の抵抗をクリアして150.00超えで終えれば“強気”に変化して来週以降一段の上昇に繋がり易くなります。

ドル買いは147.70-80まで引きつけて。損切りは147.40で浅めに撤退です。売りは149.10-20で戻り売り。損切りは149.60で撤退です。

ユーロ/ドルは小幅続伸し上値余地を探る動きに繋げています。トレンドは弱いままですが、強い下値抵抗ゾーンにあるので突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か、1.0470-80まで引きつけて。損切りは1.0440で浅めに撤退です。売りは1日様子見か1.0620-30の吹き値があれば売り狙い。損切りは1.0660で浅めに撤退です。短期トレンドは1.0650超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0730-40の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。

ユーロ/円は値幅の小さい陽線引けとなり小幅続伸しました。上値を切り下げる流れに変化が認められませんが、3手前の陰線で底打ちした可能性があるので、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1日様子見か155.90-00で軽く買って155.40で撤退です。売りは157.60-70まで引き付けて。損切りは158.20で撤退です。158円台に乗せて終えれば下値リスクが後退、逆に、154.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

ポンド/ドルは続伸。上値を切り下げる流れから上抜けておらず下値リスクを残した状態ですが、1.2250超えで終えれば一旦底打ちした可能性が高くなります。この場合でも1.25台に乗せて終えるまでは下値リスクを残します。買いは1日様子見です。売りは1.2210-20で戻り売り。損切りは1.2260で撤退です。

ポンド/円は小幅続伸しましたが、上昇エネルギーに欠けるものであることや、上値を切り下げる流れから上抜けきれておらず、下値リスクにも注意が必要です。買いは1日様子見です。売りは181.90-00まで引き付けて。損切りは182.60で撤退です。179円台を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。

豪ドル/円は小幅続伸。上値トライの動きが継続中ですが、日足の形状がまだ弱く、下値リスクにも注意が必要です。買いは1日様子見です。売りは94.80-90で戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは95.20で撤退です。95円台に実体を戻せば下値リスクがやや後退、95.40-50の抵抗を上抜けて終えれば“強気”の流れに戻します。

昨日は今年初めての伊勢重で会食でした。秋の特別企画メニューというのにしてみました。コースは食前酒、秋の前菜盛り合わせ(菊の花の酢の物、べったら漬けが美味しかったです)串揚げはエリンギ豚肉巻と蓮根梅大葉。エリンギは味噌漬けにしたものを豚肉でロールして揚げたもの、レンコンは大葉と梅肉を挟んだものですが、さっぱりして美味しかったです。秋鮭のホイル焼きは量が少な目でちょうどいい感じ。そしてメインの吟撰和牛のすき焼きは秋らしく、普段は付いていないキノコが盛られていました。肉は霜降りと赤身の両方。間違いない美味しさ。締めはうどん。そして水菓子は果物でサッパリ締め。お腹も舌も大満足のコースでした。このお値段で肉のクオリティも良く、お値打ちでした。

特別企画 | Iseju

では皆さま良い週末をお過ごしください。

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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