川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

米CPI発表待ち。ドル円、クロス円、強気。

2023/04/12

今日は米3月CPIの発表(日本時間21時30分)があるのでこれを見てからも判断となりそうです。市場予想は前月比0.2%、前年同月比5.2%、コア指数0.4%、5.6%となっています。

ドル/円は小幅続伸となりました。132.90-00の日足の下値抵抗にも跳ね返されており、134円超えトライの流れに乗せています。134.60-70,135.00-10に日足の抵抗が、134.80-90に週足の抵抗がありますが、135円台で終えれば137~138円台が視野に入って来ます。逆に、131.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、130.00を割り込んで終えた場合は“ドル弱気”に変化して127円方向への新たな下落リスクが点灯します。

短期トレンドが強い状態を保っているので押し目買い方針継続です。

ドル買いは133.20-30の押し目を拾って132.80で浅めに一旦撤退するか、132.50-60の押し目待ちとしています。この場合の損切りは“ニュートラル”な状態に戻す131.90で撤退です。ドル売りは様子見か135.20に損切りを置くなら134.60-70で軽く売り向かい。

ユーロ/ドルは小反発。上値トライの流れを変えていませんが、直近の陽線が上昇エネルギーの強いものではないことや、強い上値抵抗ゾーンにあるので買いも引き続き慎重に。買いは1.0880-90で押し目買い。損切りは1.0840で撤退です。売りは1日様子です。逆に1.0750を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。

ユーロ/円は続伸。145.50超えで終えており、一段の上昇の可能性が点灯中です。押し目買い方針で。買いは145.30-40で押し目買い。損切りは144.80で撤退です。売りは様子見に転じます。144円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、143.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。

ポンド/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。上昇エネルギーの強いものではありませんが、短期トレンドが強い状態を保っているので押し目買い方針継続です。買いは1.2360-70の押し目待ちとします。損切りは1.2330で浅めに撤退です。売りは様子見です。上1.2300割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。1.25台に乗せて終えれば一段の上昇へ。

ポンド/円は続伸。短期トレンドは強い状態を保っています。買いは165.50-60の押し目を軽く拾って165.00で一旦撤退するか、164.70-80の押し目待ちとします。この場合の損切りは164.20で撤退です。売りは様子見です。164円割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

豪ドル/円は豪ドル/円は小幅続伸となりました。上値トライの流れを維持していますが、トレンドがまだ弱いので上値余地も限られる展開となりそうです。買いは無理せず88.30以下の押し目待ちとしています。損切りは87.80で撤退です。売りは1日様子見です。88.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。

日本橋界隈はお寿司屋さん、ラーメン屋さん、焼き鳥屋さんの激戦区。その中でもつい最近水天宮の交差点からほど近い所に開店したばかりの「すし屋のまさ勝」さんへ、お昼に行ってきました。この近くには予約の取れない「すぎた」さんや、「高柿の鮨」、ランチには行列ができる「都寿司」もあってまさに寿司屋の激戦区なのです。まずはつまみ系を少し頂くことに。鯛の刺身や、ずわい蟹を使った創作もの、あん肝の蒸したものなど一通り頂き、握りも少しシャリを小さめにして貰いました。札幌の有名店「さい藤」さんで修業されているので若いけれどお魚の目利きと腕は確かですね。カウンター7-8席のこじんまりとした落ち着くお店です。今回はご馳走になってしまったのでお値段は分からず。

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13283086/

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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