川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法 kawai

ドル/円、クロス円、堅調

2022/12/28

ドル/円は陽線引けとなり、下値を切り上げています。上値トライの流れを変えていませんが、個々の足が強いものではないことや、135.00超えに日足、週足の上値抵抗が散在しており、一気に上抜けるのは難しいと見ています。また、131.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクが高くなります。この場合は130.50~131.50ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなります。さらに130円割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じて127~128円台まで下値余地が拡がり易くなります。

ドル買いは132.80-90の押し目待ちとしていましたが、ここまで降りて来ない可能性が高いので、133.40-50で押し目買い。損切りは132.80で一旦撤退です。ドル売りは1日様子見か135.00-10の吹き値があれば売り狙い。損切りは135.60で撤退です。

ユーロ/ドルは寄せ線で終え、寄り付き水準に戻しています。上値トライの流れを変えていませんが、上下の抵抗を抜けきれずにもみ合い状態となっています。一方向へ動き出す可能性にも注意が必要でしょう。1.0700超えで終えれば一段の上昇へ。逆に1.0500以下で終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。買いは1.0620-30で軽く押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは1.0590で浅めに撤退です。売りは様子見か1.0700-10まで引きつけて。損切りは1.0740で浅めに撤退です。

ユーロ/円は続伸。上値トライの流れを変えていませんが、週足の抵抗が142.40-50にあり、142.50超えで越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。また、この場合でも145円台を回復して越週するまでは”強気”に変化しません。買いは141.40-50の押し目待ち。損切りは140.80で一旦撤退です。売りは様子見か142.90-00まで引きつけて。これは東京市場で付いています。損切りは143.30で撤退です。140円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。

ポンド/ドルは小幅続落。短期トレンドは弱い状態です。1.2000-10の日足の抵抗を守って終えていますが、日足の形状が悪化し始めており、買いは1日様子見です。売りは1.2090-00の戻り待ちとします。損切りは1.2150で撤退です。1.1900以下で終えた場合は新たな下落トレンド入りの可能性が生じます。逆に1.2200超えで終えれば短期トレンドが変化して一段の上昇へ。

ポンド/円は小陽線で終えています。下値を若干切り上げています。161円台に値を戻して下値リスクが若干後退しています。買いは160.50-60で押し目買い。損切りは159.80で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見です。161.50超えで終えれば”ポンド強気”に変化して一段の上昇に繋がり易くなます。

豪ドル/円は前日足から上寄りのスタートとなり、そのまま陽線引けとなりました。上値トライの流れにありますが、日足、週足ともに形状がまだ弱く下値リスクにも注意が必要です。買いは1日様子見か、89.10-20まで引きつけて。損切りは88.70で一旦撤退です。売りは様子見です。

昨日は出版社の友人とノーマルで食事会でした。生ガキを1個ずつ、オードブルの盛り合わせ(鶏のスモーク、真鯛のカルパッチョなど3種盛)、グリーンサラダ(小)、ルッコラと生ハムのピザ、牛頬肉の赤ワイン煮込み、そして初めてオーダーしたアスパラと蟹のドリア(小)など。お料理が美味しくてワインが進みました。エスプレッソも頂いてお腹もいっぱい。

日本橋・神楽坂を中心に展開する有限会社ミドルケープ(代表・中崎俊充)の店舗紹介 (bar-normal.com)

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プロフィール

かわい・みちこ
川合美智子

旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。外国為替ストラテジスト。オフィスフレア代表。

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