ドル円、クロス円、上値トライの動きが継続。
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ドル/円は7手連続陽線引けとなり、上値トライの動きが継続中です。直近の陽線は単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、昨日の値動きの中で147.66の高値から146.50まで下押しして、ガス抜きした状態にあり、トレンドは非常に強い状態を保っています。ドルの押し目買い方針継続です。
一方で、上昇開始から既に9週間が経過しており、日柄から見ればそろそろ一相場が終わってもおかしくありません。買いは利食いを小まめに入れる方針で。
ドル買いは147.00-10で押し目買い。下値余地を146.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは146.40で一旦撤退です。ドル売りは損切りが付いたので様子見です。
ユーロ/ドルはタクリ足の陽線引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。0.9800-10の抵抗を上抜けきれておらず、トレンドは弱いままですが、下値も、0.96台にやや強い下値抵抗が出来ており、0.9650以下の突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見です。売りは0.9820-30で戻り売り。損切りは0.9870で撤退です。これが付いた場合は”ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0050超えで終えるまでは下値リスクを残します。
ユーロ/円は続伸。144.00-10の上値抵抗を上抜けきれていませんが、9/12に付けた145.64を基点とする短期的なレジスタンスラインからは頭一つ上抜けた位置で終えており、短期トレンドを”ユーロやや強気”に戻しています。ユーロの押し目買い方針に転換します。買いは143.30-40の押し目を軽く拾って142.70で一旦撤退するか、143.10-20の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは142.30で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見に転じます。142.00以下で終えた場合は短期トレンドが変化して再び下値リスクが点灯します。
ポンド/ドルは大陽線の出現となり、この足が10/5に付けた1.1495を基点とする短期的なレジスタンスラインを上抜けた位置で終えています。10/12に付けた1.0924で一旦底打ちした可能性が点灯しましたが、2/18に付けた1.3643を基点として上値を切り下げる流れには変化が認められず、下値リスクを残した状態です。1.15台で終えれば日足の形状が安定して下値リスクが若干後退します。この場合でも週足が1.1750超えで越週するまでは中期トレンドが変化せず、下値リスクを残します。買いは1.1180-90の押し目待ちとします。損切りは1.1140で撤退です。売りは様子見か1.1480-90の吹き値があれば売り向かい。損切りは1.1520で浅めに撤退です。
ポンド/円は大陽線の出現となり、直近の陽線が166円台を回復して”ポンド強気”の流れに戻しています。167.60-70に強い抵抗がありますが、168円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。買いは165.30-40の押し目待ちとします。損切りは164.60で撤退です。売りは様子見です。165円を割り込んで終えた場合は上抜けが”ダマシ”であった可能性が生じます。
ドル円は24年振りの147円台乗せ。介入警戒感はありますが、円安が加速した割りには過熱感が見られませんね。チャートの崩れもないので深い押しにもまだ繋がり難い陽です。日柄からはそろそろこの流れが終了してもおかしくないのですが..。
さて、今日は夕方からストックボイスのTokyo Financial Streetにゲスト出演することになりました。
17:30~20分ほどの出演になります。YouTube配信ですがお時間があればぜひご覧ください。
Tokyo Financial Street 267 – YouTube
では皆さま良い週末をお過ごしください。
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