川口一晃の仮想通貨テクニカル分析 kawaguchi

ウクライナ危機で急下落からの下げ止まりの様相に

2022/02/28

点滴

ゴルフのスイングが悪いせいか、頚椎を痛め、左肩から左手の先まで痺れが取れません。 整形外科に行くと、いきなり点滴が始まりました。が、うーん、痺れは続いています。

「下げ止まったのか」

先週のレポートでは、C点に注目した。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、C点が位置する時間帯にほぼ終値水準で安値を示現し、下げ止まる動きを見せている。

次の注目日は3月4日前後である。

A点水準:約540万円
B点水準:約480万円
C点水準:約380万円
E点水準:約440万円

今週のポイントは下げ止まることが出来たのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

CEラインに注目したい。下げ止まるのであれば、右肩上がりのCEラインが下値支持線となることが求められるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開が続いている。A点が位置する時間帯より値を下げてきている。下値支持線として期待されたBDラインを割り込んでいる。 この場合、400万円を割り込んでいく可能性がある。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性はある。右肩上がりのCDラインに沿って推移していく可能性がある。また、CEラインが下値支持線として控えている。そして、p点とのダブルボトムが形成していると考えられるからだ。 この場合、540万円を窺がう動きになっていこう。

雲の下限に沿って推移していたのだが、先週末に雲の中に入ってきた。このまま、雲の中を維持することが出来るのか否かがポイントになる。

「下げ止まる動きを」

先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かに注目したからだ。 実際には、B点が位置する時間帯を通過した直後より値を下げ、ADラインに引き寄せられている。

次の注目日は3月3日前後である。

A点水準:約29万円
B点水準:約45万円
C点水準:約35万円

今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>

ADラインに注目したい。下値支持線として存在しているADラインを割り込むことなく推移することが出来るのであれば、下げ止まる動きにつながる可能性があるからだ。

(現在のシナリオ)

上値の重たい展開となっている。B点が位置する時間帯より下落に転じ、下値支持線と期待されたACラインを割り込んできている。そして、右肩下がりの上値抵抗線としてCDラインが存在しているからだ。 この場合、25万円を割り込んでいく可能性がある。

(第2シナリオ)

下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性がある。下値支持線としてADラインが存在している。しかも終値水準としてもADラインを維持している。そして、C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、40万円を窺がう可能性がある。

雲の中に価格が入ってきたことに加え、遅行スパンも26日前の価格の情報を維持している。故に、流れが変わってくる可能性がある。

「ど真ん中の時間帯を通過」

先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。 実際には、ペンタゴンのど真ん中の時間帯にかけて押し目を形成したのだが、A点を通過すると同時に下げ止まりから上昇に転じている。

次の注目日は3月2日前後である。

A点水準:約100円
B点水準:約70円
C点水準:約120円
D点水準:約90円

今週のポイントは堅調な展開を維持することが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>

BDラインに注目したい。堅調な展開を維持するのであれば、右肩上がりのBDラインが下値支持線になることが求められるからだ。逆に言えば、BDラインを割り込むと、上値の重たい展開に移行することになろう。

(現在のシナリオ)

堅調な展開を維持している。ど真ん中の時間帯より上昇に転じている。また、BDラインの上方を推移しているからだ。 この場合、100円を超えていくことが考えられる。

(第2シナリオ)

上値の重たい展開に移行する可能性がある。C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。また、上値抵抗線としてCDラインが控えているからだ。 この場合、80円を割り込んでいくことになろう。

雲の中を推移している。しかも、雲の上限を試すかのような値動きとなっている。ここからは雲の上限を超えることが出来るのか否かがポイントになる。

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プロフィール

かわぐち・かずあき
川口一晃

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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