「軟調な展開が鮮明に」
先週のレポートではBDラインに注目した。下げ止まるのであれば、BDラインが下値支持線となることが求められたからだ。 実際にはBDラインを下回ると、ADラインをも割り込み、右下に新しいペンタゴンが描き足された。
次の注目日は12月5日前後である。
A点水準:約540万円
B点水準:約640万円
D点水準:約800万円
今週のポイントはこのまま軟調な展開が続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。週末から週明けにかけてD点が位置する時間帯を通過する。したがって、D点の位置が変化日となり流れが変わるのか否かがポイントになる。
(現在のシナリオ)
軟調な展開となっている。下値支持線と期待されたBDラインおよびADラインを割り込んでいる。また、上値抵抗線としてDEラインが存在している。そして、ダブルトップに近いパターンを形成しているからだ。
この場合、550万円を試す可能性がある。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性もある。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、700万円台を回復することが考えられる。
雲の下限を割り込んでしまった。それだけ下落エネルギーが強いということである。
「下げ止まることが出来るのか」
先週のレポートでは、ADラインに注目した。堅調な展開を維持するのであれば、下値支持線として存在しているADラインを維持することが求められたからだ。 実際には、ADラインを割り込むことなく推移している。
次の注目日は11月29日前後である。
A点水準:約45万5000円
B点水準:約55万円
C点水準:約51万円
今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過することで、流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
顕著な展開を維持している。下値支持線としてADラインが存在しているからだ。
この場合、50万円台に戻すことが期待される。
(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性がある。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩下がりの上値抵抗線としてCDラインが控えているからだ。
この場合、40万円を割り込んでいくことになろう。
上値の重たい展開となっているが、雲の上限が下値支持線となるのか否かがポイントになる。
「上値の重たい展開が鮮明に」
先週のレポートでは、B点に注目したい。B点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、B点が位置する時間帯以降、下げ止まりから横這いとなっていたのだが、C点が位置する時間帯を通過した直後より大きく値を下げてきた。
次の注目日は12月2日前後である。
A点水準:約170円
B点水準:約1720円
C点水準:約90円
今週のポイントは下値を探る展開は続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BEラインに注目したい。堅調な展開に戻るのであれば、上値抵抗線となったBEラインを超えていくことが必要になるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開となっている。A点が位置する時間帯以降、下落が続いている。上値抵抗線としてBEラインが存在している。そして、C点が位置する時間帯を通過した直後に大きな陰線が出現しているからだ。
この場合、100円を割り込んでいくことが考えられる。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。右肩上がりのCEラインが控えている。また、D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、130円を窺がう動きになっていこう。
雲の下限を割り込み、上値の重たい展開が鮮明になっている。