「逆行は回避したものの」
先週のレポートでは、B点に注目した。ABラインを下回る、すなわち『時間の逆行』状態が生じていたのだが、B点が位置する時間帯までに、ABラインの内側ももどることによって、時間の逆行回避から下げ止まることが考えられたからだ。
実際には、B点が位置する時間帯に陽線が出現し、時間の逆行は回避された。
次の注目日は6月1日前後である。
A点水準:約540万円
B点水準:約380万円
C点水準:約480万円
D点水準:約440万円
今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
BEラインに注目したい。下値支持線として存在しているBEラインを割り込んでしまうと真下に新しいペンタゴンが描き足されることになる。そうなると、更に弱気が広がり値を崩す可能性が出てきてしまうからだ。したがって、BEラインを維持することが出来るのか否かは重要である。
(現在のシナリオ)
軟調な展開となっている。A点が位置する時間帯以降もABラインに沿って下落をしている。下値支持線と期待されたBCラインおよびBDラインも割り込んでいるからだ。
この場合、BEラインを割り込んでいく可能性がある。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。BEラインが下値支持線として存在している。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、500万円台に戻すことが期待される。
大きく下落しているが、雲のねじれの位置があることから、流れが変わるのか否かに注目したい。
「下げ止まることが出来るのか」
先週のレポートでは、C点に注目した。C点が位置する時間帯が変化日となり、あたらしい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。 実際には、ACFラインを超えて反発したものの、C点が位置する時間帯より再び下落に転じている。
次の注目日は6月7日前後である。
A点水準:約30万円
B点水準:約22万円
C点水準:約27万円
F点水準:約25万円
今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
BFラインに注目したい。右肩上がりの下値支持線BFラインを維持することが出来るのであれば、下げ止まりから落ち着いた動きを期待できるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開となっている。反発したものの、C点が位置する時間帯より再び下落に転じている。そして、下値支持線として存在しているADラインおよびCDラインを割り込んできているからだ。
この場合、22万円を割り込んでいく可能性がでている。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。D点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。また、下値支持線BFラインが控えているからだ。
この場合、32万円台を回復することが考えられる。
雲の下限が下値支持線になっているのが分かる。したがって、今回もこの雲の下限を維持することが出来るのか否かがポイントになる。
「ど真ん中を通過」
先週のレポートでは、ADラインに注目した。上値抵抗線となったADラインを超えていくことが出来るのか否かがポイントになったからだ。 実際にはADラインを超えることは出来ずに上値の重たい展開が続き、先週末にペンタゴンのど真ん中の時間帯に到達した。
次の注目日は6月5日前後である。
A点水準:約120円
B点水準:約95円
C点水準:約70円
E点水準:約90円
今週のポイントはど真ん中の時間帯を通過することで、流れが変わるのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
軟調な展開となっている。A点が位置する時間帯以降も値を下げている。また、上値抵抗線としてADラインが存在している。そして、B点が位置するど真ん中の時間帯で陰線が出現しているからだ。
この場合、80円を割り込む可能性も出てくる。
(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きに移行する可能性もある。B点が位置する時間帯が変化日となることが期待される。また、右肩上がりの下値支持線CEラインが存在しているからだ。
この場合、140円台を回復することが求められる。
雲を割り込んだことで弱気が広がっている。今後は雲の下限が上値抵抗線になることが考えられる。