「上値を抑えられている」
先週のレポートでは、BEラインに注目した。上値抵抗線として存在しているBEラインを超えることが出来ない限り、上値の重たい展開が続くことになるからだ。
実際には、そのBEラインを超えることは出来ず、上値の重たい展開が続いている。
次の注目日は3月31日前後である。
A点水準:約63万円
B点水準:約100万円
D点水準:約125万円
今週のポイントはこのまま軟調な展開が続くのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
BEラインに注目したい。
引き続き、上値抵抗線BEラインに注目したい。BEラインを超えていくことが出来るのか否かが焦点の一つであるのと同時にBEラインに沿って推移しているとも見て取れるからである。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続く可能性はある。上述したように、上値抵抗線BEラインが存在している。また、BEラインを超えたとしてもDEラインが上値抵抗線として控えている。そして、B点以降もBEラインに沿っての下落が続いているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きになる可能性も残っている。下値支持線AEラインに接近していることに加え、C点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性もあるからだ。
<一目均衡表>
雲の下限が上値抵抗線になっているのがわかる。なお、早晩、雲のねじれの位置を通過する、つまり流れが変わる可能性もあることから、要注意である。
「どこまで下落するのか」
先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯に到達したことで流れが変わるのか、すなわち下げ止まることが出来るのか否かがポイントになったからだ。
しかし、実際には、下げ止まることなく軟調な展開が続き、安値を更新。先週末には下値支持線ACラインをも割り込んできた。
次の注目日は3月30日前後である。
A点水準:約25,000円
B点水準:約100,000円
C点水準:約55,000円
今週のポイントはどこまで下落するのかということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
早々にC点が位置する時間帯を通過する。したがって、流れが変わり、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続く可能性がある。下値支持線と期待されたACラインを割り込んでしまった。また、上値抵抗線CDラインが存在している。そして、B点が位置する時間帯より下落が加速しているからである。
(第2シナリオ)
下げ止まる可能性も残っている。C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのACラインに沿って推移していく可能性もあるからだ。
<一目均衡表>
一目均衡表を見ると、転換線や基準線だけでなく、遅行スパンも含めて下落トレンドが強いことの確認ができる。