「上値が重たくなったか」
先週のレポートでは、C点に注目した。C点が位置する時間帯を通過したことで、新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。
実際には、C点が位置する時間帯以降も上値の重たい展開が続き、CEラインに上値を抑えられながらの展開となっている。
次の注目日は1月8日前後である。
B点水準:約155万円
C点水準:約195万円
D点水準:約250万円
今週のポイントはこのまま上値が重たくなるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
DEラインに注目したい。
終値として下値支持線DEラインを維持しながら推移をしている。このDEラインを終値として割り込んでくると、弱気がさらに広がる可能性が出てくるとともに、右下に新しいペンタゴンが描き足されてしまう。すなわち、上値の重たい展開が鮮明になる。
(現在のシナリオ)
下げ止まりから底堅い動きになる可能性はある。下値支持線BEラインを終値として維持している。しかも、BEライン上では下ヒゲの長いローソク足が出現している。そして、DEラインを割り込んだとしてもAEラインが下値支持線として控えているからだ。
(第2シナリオ)
上値の重たい展開が鮮明になる可能性がある。D点が位置する時間帯で上ヒゲの長いローソク足が出現している。また、上値抵抗線CEラインに沿って推移をしている。そして、CEラインを超えたとしてもDEラインが控えているからである。
<一目均衡表>
転換線を割り込んだ状態が続いている。しかも、転換線は右肩下がりとなっている。そして、遅行スパンの目の前に26日前のローソク足が対峙している。したがって、上値の重たい展開が鮮明になりつつある。
「堅調な展開を維持できるか」
先週のレポートでは、ACラインに注目した。上値抵抗線ACラインを超えることが出来たのであれば、台替わりから、更なる高値を期待できたからだ。
実際には、終値としてACラインを超えることは出来ず、そのC点以降は上値を抑えられた展開になっている。
次の注目日は12月27日前後である。
A点水準:約9万8000円
B点水準:約7万4000円
D点水準:約8万2000円
今週のポイントは堅調な展開を維持することが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
DFラインに注目したい。
下げ止まりから堅調な展開に続くのであれば、右肩上がりのDFラインに絡んだ動きになることが期待できるからだ。
(現在のシナリオ)
下げ止まりから堅調な展開になる可能性はある。終値がBDFラインの上方に位置している。上値抵抗線CDFラインを超えてきている。そして、下値支持線EFラインが控えているからである。
(第2シナリオ)
上値の重たい展開が鮮明になる可能性もある。上値抵抗線CFラインが存在している。C点およびD点も通過直後に陰線が出現しているからだ。
<一目均衡表>
堅調な展開を維持しているものの、取引時間中には転換線だけでなく基準線をも割り込む場面があった。故に、上値が重たくなっていくのか。