「やや上値が重たくなったか」
先週のレポートでは、BDラインに注目した。堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのBDラインに絡みながら推移していくことが考えられたからだ。
しかし、実際には、そのBDラインから下方に放れて行く動きが見られている。
次の注目日は10月27日前後である。
A点水準:約57万円
B点水準:約65万
D点水準:約68万円
今週のポイントはこのまま上値の重たい展開になるのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
DEラインに注目したい。
上値抵抗線として控えているDEラインを超えることが出来るのか、それともDEラインに沿って上値の重たい展開が鮮明になっていくのかがポイントになるからだ。DEラインに沿って推移すると、下値支持線AEラインを割り込む可能性が出てくる。AEラインは下値の節目になっていることから、AEラインを割り込むと調整色が強くなる。
(現在のシナリオ)
堅調な展開が続く可能性は残っている。直近のローソク足を見ると、BEラインに下値が到達すると同時に反発に転じている。また、D点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性もあるからだ。
(第2シナリオ)
上値が重たくなる可能性がある。下値支持線BDラインから下放れてきている。C点が位置する時間帯に上ヒゲの長いローソク足が出現し下落に転じている。そして、上値抵抗線DEラインが控えているからだ。
<一目均衡表>
現在、雲の薄い部分を通過している。雲の薄い部分というのは、乱高下しやすい環境と考えられることから、より慎重な対応が求められるであろう。
「上値の重たい展開が続く」
先週のレポートでは、ACラインに注目した。上値抵抗線ACラインを超えることが出来ない限り、上値の重たい展開になる可能性のあることを指摘した。
実際には、ACラインを超えることが出来ず、しかも、下値支持線と期待していたBCラインをも割り込んできている。
次の注目日は10月29日前後である。
A点水準:約44,000円
B点水準:約32,000円
C点水準:約36,500円
D点水準:約30,000円
今週のポイントはこのまま上値の重たい展開が続くのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。
ペンタゴンの中心点で且つど真ん中の時間帯にあたるD点を通過していく。したがって、D点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続く可能性はある。下値支持線として期待されたBCラインを割り込んでしまった。しかも、上値抵抗線となったBCラインの下方で上ヒゲの長いローソク足が出現している。そして、上値抵抗線ACEラインが控えているからだ。
(第2シナリオ)
堅調な展開になる可能性も残っている。D点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過することで流れが変わる可能性がある。また、中心点でもあるD点の上方に位置していることから、下値は限定的と考えられるからだ。
<一目均衡表>
雲の中で推移しているのがわかる。したがって雲の上方に上抜けていくのか、それとも下方へと割り込んでいくのかがポイントになる。