-
プーチンの一人勝ち
2025/08/19「ウクライナを攻撃すればモスクワを徹底的に爆撃する」 支持者の前でそう豪語していたトランプ米大統領は8月15日、戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所から逮捕状が出ているプーチン大統領をアラスカ州米軍基地の滑走路に敷かれたレッドカ…
-
7月31日20:00より、YouTubeで生放送番組に出演します。
2025/07/29ブログトレードトレードスタッフからのお知らせです。 7月31日(木)20:00より、YouTube番組「ゴールデンアワー」が無料配信され、スペシャルゲストとして蟹瀬誠一さんが登場します。8月執行予定のトランプ関税。「歴史上、最…
-
トランプの綻び
2025/07/23少女らへの性的虐待や人身売買などの罪で起訴され、拘留中の2019年に自殺したとされる富豪ジェフリー・エプスタイン事件に対するトランプ大統領の手のひら返しの対応に彼の岩盤支持層に亀裂が走っている。 トランプ政権にとって思わ…
-
独裁者トランプのはじまり!?
2025/06/20狂乱したアメリカ大統領の命令の下、米兵がアメリカ市民やその他の民間人に発砲するという悪夢が現実になる日が来てしまうのか。 今月6日、ロサンゼルスで不法移民一斉摘発に端を発した民衆によるその抗議デモは、そんな不吉な予感が頭…
-
アジアのもう一つの火種
2025/05/21世界で今いちばん危険な地域はどこか。 そうと訊ねられると、たいていはウクライナ、中東ガザ地区、あるいはミサイルを打ち続けている北朝鮮を思い浮かべる人が多い。だが答えはインドとパキスタンが領有権を争う山岳地域カシミールであ…
-
トランプの開拓時代始まる
2025/03/21「すべての野蛮人たちを根絶せよ」 1月にホワイトハウスに返り咲いて以来、傍若無人に振舞う米ドナルド・トランプ大統領のダークサイドを探っているうちにそんな物騒なタイトルの本が目に留まった。 手に取ってみると、英作家ジョゼフ…
-
アメリカたる所以
2025/02/21先日、某元駐米大使とアメリカの政治情勢について意見交換をする機会があった。彼は稀代のトリックスターであるドナルド・トランプの強みは4つあると分析していた。 それは、1)7700万人もの有権者の支持を獲得した大統領選での勝…
-
就任式から透ける情景
2025/01/24落ちるところまで落ちたものだ。 日本時間21日午前2時から眠い目をこすりながらドナルド・トランプの2度目の大統領就任式と一連の祝賀セレモニーそして就任演説までCNNの生放送で観た後の率直な感想だ。 かつてアメリカ大統領の…
-
火の手が上がった中東の要衝
2024/12/17韓国での突然の戒厳令発令・撤回の茶番劇には驚かされたが、暮れも押し迫っての欧米の関心事はもっぱらシリアのアサド政権の崩壊のようだ。ひとつ間違えれば中東全域の大混乱に繋がりかねない大事件だからである。 欧米メディアの報道に…
-
類は友を呼ぶ
2024/11/18「トランプ大統領、ペンス副大統領、マチス国防長官が乗った飛行機が墜落した。助かったのは誰か?」 2016年にドナルド・トランプが大統領に選ばれた後、アメリカでそんな「なぞなぞ」がよく聞かれた。答えは「アメリカ国民」である…