今年ももうすぐ終わりですね。しかし、海外はクリスマス休暇明けから動きますから要注意。年末にはさすがに大きく仕掛けないでしょうが、マーケットが薄いので油断できません。そして、4日からは本格的に参入してきます。
さてドル円は小動きですが、下値リスクがより高い状態に変わりありません。日足の抵抗を守っていますが、102.90-00を割り込んできた場合は一段のドル下落リスクに要注意。逆に反発に転じた場合でも104.00-10、104.40-50に日足の抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いでしょう。基本戦略はドルの戻り売り方針継続です。短期トレンドは105.50超えで終えない限り、変化しません。また、この場合でも中期トレンドがまだ弱いのでドル急伸にも繋がり難いでしょう。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりました。個々の足が強いものではないものの、中期トレンドが強気に入っているので、急落にも繋がり難く、一段のユーロ上昇の可能性が高いと見ています。短期トレンドは1.2000割れで終えない限り、変化しません。また、この場合でも1.1700割れで終えない限り、調整下げの範囲内となります。124~1.25台に中・長期的な上値抵抗がありますが、中期トレンドが変化して日が浅いのでこれを上抜けて続伸に繋がってもおかしくありません。
ユーロ/円は強気を維持。高値圏での揉み合いの域を抜け出していませんが、足元は強い状態を維持しています。130.50超えで越月した場合は長期トレンドも強気に変化します。短期的には126円割れで終えるか125.50割れを見た場合は日足の形状が悪化、125円割れで終えた場合はニュートラルな状態に戻して、124円台の足元を固め直す動きへ。
ポンド/ドルは小陽線で終えており、下値を切り上げる流れを維持していますが、1.3550-60にやや強い抵抗があり、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。短期トレンドは1.3400割れでニュートラルな状態に戻します。
ポンド/円は陽線で切り返しましあtが140円台に乗せきれておらず、140.80-90の抵抗を実体ベースで上抜けて来るまでは下値リスクへの警戒も必要です。139円割れで終えた場合は"ニュートラル"な状態に戻しますが、136円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。強い上値抵抗は144~145円台にあります。
豪ドル/円は強気を維持。78~80円は本来は中期的な上値抵抗ゾーンとして働くところですが、中期トレンド自体が強い状態に入っているので80円の壁を確認するまでは深い押しにも繋がらない可能性があります。但し77.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。さらに76.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落リスクが生じます。
さて、年内の営業も今日でおしまいです。今年はコロナ禍で働き方や過ごし方も変わり、行動範囲も限られる年でした。来年はコロナ感染が終息して自由に動き、自由に会いたい人と会える年になって欲しいものですね。皆様も感染に気を付けて良いお年をお迎えください。
今年もこのブログにお付き合い頂き有難うございました。来年は5日から開始します。引き続き為替情報やランチ情報、お取り寄せ情報などを掲載していくつもりです。時々はお立ち寄りくださいね~