ドル/円は5手連続小陰線で終え、上値を切り下げています。個々の足は下げ余力の強いものではありませんが、2手前の陰線が107円台を維持できずに終えており、新たな下落リスクが点灯中です。ドル買いは様子見です。ドル売りは106.80-90で戻り売りとしています。損切りは107.50で撤退です。107.20超えで終えた場合は日足の形状が改善して若干上値余地が拡がり易くなります。短期トレンドは108.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けない限り変化しません。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり、この足が3/9に付けた1.1495を基点とする短期的なトレンドラインから若干上抜けて終えており、下値余地が限られる可能性が生じています。トレンドの変化が認められず、"ダマシ"となる可能性があるので買いは1日様子見です。1.18台前半での突っ込み売りにも注意が必要です。売りは1日様子見か1.1930-40の吹き値があれば売り向かい。損切りは1.1960で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻しますが、1.1220-30の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。下値抵抗は1.1810-20、1.1740-50にあります。
ユーロ/円は小反発。上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、戻り売り方針継続としています。売りは116.00-10で戻り売り。損切りは117.10に置く必要があります。また損切りが付かない場合でも116.70超えで終えた場合は日足の形状が改善するのでユーロ売りは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。短期トレンドは117.50超えで終えればニュートラルな状態に変化しますが、注記トレンドが弱く118.50超えの抵抗を上抜けるには力不足と見ます。
ポンド/ドルは陽線で終え、下値を切り上げる流れを維持しています。中期トレンドが強いわけではないので1.2650超えで終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは1.2400-10まで引きつけて。損切りは1.2370で撤退です。売りは様子見です。1.2300割れで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。
ポンド/円はタクリ足の陽線引けとなり下値トライに失敗した形です。124.00-10の抵抗には跳ね返されましたが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、買いは様子見とします。売りは133.30-40で戻り売り。損切りは134.10で撤退です。
豪ドル/円は続伸。短期トレンドは強い状態にありますが、70.30-60ゾーンに週足ベースで見た強い抵抗が控えていることや、中期トレンドが弱いので上値を追いきれない可能性にも注意が必要です。買いは69.30-40で軽く押し目買い。損切りは68.90で撤退です。売りは様子見か69.80-90で戻り売り、損切りは70.30で撤退です。
今日はこれからWebセミナーの資料作りやオセアニア通貨の見通しを作成です。ランチ情報などはまた明日に。