「乱高下は続いている」
先週のレポートでは、青線で示した対角線に注目した。堅調な展開が続くのであれば、右肩下がりの上値抵抗線を越えていくことが求められたからだ。
実際には青線を越えることなく推移し、その下方での乱高下が続いている。
次の注目日は1月25日前後である。
A点水準:約363万円
B点水準:約348万円
C点水準:約373万円
D点水準:約323万円
今週のポイントは乱高下は続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
D点に注目したい。
週明けにD点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯を通過する。したがって、D点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになる。
なお、A点やB点を見てもわかるように、乱高下はしているビットコインだが、各交点では反応しているのがわかる。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開に移行している。A点およびB点を通過した直後に下落が続いている。上値抵抗線BEラインも存在しているからだ。
この場合、320万円を試すことが考えられよう。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性も残っている。D点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、右肩上がりのDEFラインが下値支持線として控えているからだ。
この場合、360万円を越えていくことが求められる。
<一目均衡表>
高値水準で乱高下の動きとなっている。転換線および基準線を割り込み、上値の重たい展開に移行している。今後は転換線を越えていくのか否かに注目したい。
「高値は更新しているものの」
先週のレポートでは、ACラインに注目した。堅調な展開を続くのであれば、右肩下がりの上値抵抗線ACラインを越えていくことが求められたからだ。
実際には、ACラインを越えて高値を更新したものの、C点が位置する時間帯に大きく下落した。しかし先週末には反発し、CDラインの上方を維持して取引を終えている。
次の注目日は1月29日前後である。
A点水準:約13万2,000円
B点水準:約10万8,000円
C点水準:約12万2,000円
E点水準:約14万7,000円
今週のポイントは堅調な展開を維持できるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
CDラインに注目したい。
堅調な展開が続くのであれば、右肩上がりのCDラインに沿って推移していくことが期待されるからだ。
(現在のシナリオ)
堅調な展開を維持している。C点が位置する時間帯を通過した直後より陽線が出現している。また、右肩上がりの下値支持線CDラインの上方を維持しているからだ。
この場合、150万円を窺がう動きになっていこう。
(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性がある。ADラインに到達すると大きく値を下げている。したがって、上値は限定的となることが考えられるからだ。
この場合、11万円を割り込んでいくことになろう。
<一目均衡表>
乱高下となっているのだが、先週末の終値は転換線を越えて堅調な展開を維持している。
「上値の重たい展開が続く」
先週のレポートでは、CEラインに注目した。堅調な展開に移行するのであれば、右肩下がりの上値抵抗線CEラインを越えていくことが求められたからだ。
実際にはCEラインを越えることは出来ず、逆にBEラインをも割り込んでしまった。
次の注目日は2月1日前後である。
B点水準:約30円
C点水準:約45円
今週のポイントはどこまで上値の重たい展開は続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
E点に注目したい。
週末にE点が位置する時間帯を通過した。したがって、E点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。D点が位置する時間帯を通過した後も上値の重たい展開が続いている。また、上値抵抗線BEラインの下方を推移している。そして、BEラインの上方にも右肩下がりの上値抵抗線CEラインが控えているからだ。
この場合、20円を試すことが考えられる。
(第2シナリオ)
堅調な展開に以降する可能性も残っている。右肩上がりの下値支持線AEラインが存在している。また、E点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、40円を越えていくことが期待される。
<一目均衡表>
雲の下方を推移し上値の重たい展開が続いている。少なくとも、雲の中に入ってくることが求められる。