「上値を抑えられる」
先週のレポートでは、右肩上がりのACラインに注目した。堅調な展開に移行するのであれば、ACラインに沿って推移していくことが求められたからだ。
実際には、B点が位置する時間帯を通過した直後より、ACラインから下放れてしまった。
次の注目日は12月31日前後である。
A点水準:約75万円
B点水準:約65万円
C点水準:約90万円
今週のポイントは下げ止まりから落ち着いた動きになるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BCラインに注目したい。
先週末に右肩上がりのBCラインに到達した。しかも、同事線に近いローソク足が複数出現している。したがって、BCラインが下値支持線となり下げ止まりから落ち着いた動きになるのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。B点が位置する時間帯を通過した直後より下落に転じている。しかも、右肩上がりのACラインから下放れてしまったからだ。
この場合、BCラインを割り込み70万円を試す可能性がある。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性もある。下値支持線BCラインが存在している。しかも、そのBCラインの真上で同事線に近いローソク足が出現していることから、流れが変わる可能性がある。
この場合、C点水準を目指す動きになることが期待されよう。
<一目均衡表>
雲の下限が上値抵抗線になっていることが確認できる。
「下げ止まらない」
先週のレポートでは、ADラインに注目した。右肩上がりのADラインが下値支持線となり、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになったからだ。
実際には、横這いから緩やかながらの下落が続き、先週末にADラインに到達した。
次の注目日は1月4日前後である。
B点水準:約2万円
今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
先週末にC点が位置する時間帯に到達した。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、新しい流れが出るのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。B点が位置する時間帯を通過した後も緩やかながらも下落が進んでいる。節目のBDラインからも下放れているからだ。
この場合、ADラインを割り込み、1万円を試す可能性がある。
(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きに移行する可能性も残っている。下値支持線ADラインが存在している。また、ADラインを割り込んだとしても右肩上がりのCDラインが控えている。そして、C点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性もあるからだ。
<一目均衡表>
下落が止まらないが、先週末にかけて下ヒゲの長いローソク足が出現している点に注目したい。
「下げ止まることが出来るか」
先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過することで下げ止まることが出来るのか否かがポイントになった。
実際には、A点が位置する前後で下げ止まって感はあるものの横這いが続いている。
次の注目日は12月31日前後である。
A点水準:約30円
C点水準:約15円
今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。
週明けにB点が位置する時間帯を通過する。したがって、B点が位置する時間帯が変化日となり下げ止まることが出来るのか否かがポイントになる。
(現在のシナリオ)
軟調な展開が続いている。A点が位置する時間帯を通過した後も上昇することなく推移している。また、上値抵抗線ACラインが控えているからだ。
この場合、20円割れの可能性も出てきた。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性がある。同事線に似た小さなローソク足が続いていることにも注意したい。
この場合、ACラインを越えて20円台後半を窺う動きを期待出来よう。
<一目均衡表>
雲の位置および遅行スパンからも軟調な展開が続いているのがわかる。