鈴木正浩の究極の大家道「タンク満タンですか?」

タンク満タンですか?「今年の愛人米は富山で作ります!」

2021/07/08

皆さんこんにちは、鈴木正浩です。トレードトレードさんでブログやレポートを担当して以来、色々な要件で声が掛かり、楽しくチャレンジしてきました。
その中の一つに稲作があります。昨年は私の郷土千葉の北東部にて、私の友人達に力を借りて田植えから収穫まで手作業で行った「愛人米」を作らせていただきました。
このお米は『私にとって母でも妻でも娘でもない、ただ置かれた状況に関係なく一方的に愛情を注いだお米!まるで愛人のようではないか!』ということで、愛人米と名付けました。

この愛人米、皆様にプレゼントしたら美味しい美味しいと大変好評で、スタッフからも今年も是非やりましょうとお声がけいただきました。そこで、第2回「タンク将軍の愛人米 田植えツアー」を行って参りました。
<第1回 田植えツアーの記事はこちら>

今回、稲作をサポートしていただけるのは、富山県下新川郡入善町で先端技術を活用した稲作を中心に農業を会社化して事業展開している有限会社ドリームファームさんです。
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富山のお米の特徴といえば、立山連峰の冷たくて綺麗な雪解け水をふんだんに使い、水分たっぷりの甘いコシヒカリがメインだそうで、最近では『富富富』という富山県独自のブランド米もできています。ドリームファームでは自社の農地だけでなく、富山県下で後継者がいなく高齢で農作したくても継続できない農家の遊休農地を借り上げ、進機械化や先端技術を使って効率よく耕作することによって、その地主へ利益を還元するという事業を展開しています。

もちろん、地元郷土を愛する気持ちから地域の小学校の授業の一環として田植え実習をサポートしたり、地域の伝統的な催しにも協力されています。

ということで今回の田植えですが、前述したとおり、ちょうど小学校の田植え実習の時期という事で、ドリームファームさんの計らいで入善町立桃季小学校の皆さんと一緒に田植えをすることになりました。向こうはまだピッチピチの元気な小学生!一方、こちらは還暦を迎えた”くたびれたおじさん”という事で、助っ人を関東から呼びました。

同じくトレードトレードでブログやレポートを書いているメンバーです。皆さんもよくご存じの、元為替ディーラーの酒匂隆雄さんと、ビットコインクイーンの名波はるかさんです。戦力になるかどうかは分かりませんが、3人とも格好は本格的です。

> 酒匂隆雄さんのブログはこちら
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早速、桃季小学校の子供達が一列に並び田植えに挑戦。小さな苗を前に等間隔でまっすぐ植えて行きます。体験された方なら分かるでしょうが、なかなかこれが簡単なようで難しい。何より田んぼの泥に足が埋まりバランスを取ることが難しい、元気な男の子達は尻餅をついてビチャビチャになっています。

私達ポンコツ3人組も挑戦します。やはり意のままに動けない、私は小さい頃から田んぼになれ勤しんでいましたから、慎重に植えることができましたが、都会育ちの名波はるかさんは危なくて田んぼのヘリから一歩も動けません。一方さすが昭和22年生まれの酒匂さん。幼少期広島で田植えしていたのか、泥の中でも平気です。いや~お若い。

桃季小学校の先生に話を聞いてみると、こんな富山の地方でも農業をする家の子がどんどん減ってきて、田植えの体験も数人程度しかした事がないそうです。日本の主食はお米です。この子ども達の時代に誰も農家を継がなければ、私達の食糧自給もままならぬ物になることでしょう。一本の苗、一粒のお米を大切にし、裸足で踏みしめるこの泥の感覚を、大人になっても覚えていてほしいものです。

さて、半反の田んぼも子供達の力で小さな苗が植わりました。私も、酒匂さん、名波さんもくたくたです。このお米は9月半ばから10月にかけて稲穂が成り収穫できるそうです。もちろん、秋には収穫に来たいと思っています。

今日のタンクはズバリ胃袋のタンクです。実は田植えのために来た富山で大変美味しい海の幸、山の幸をいただきました。そして秋には、この田んぼで美味しいお米ができるでしょう。それらで胃袋のタンクを満タンに満たしたいと願うばかりでした。桃季小学校の子供達、先生方、ドリームファームの皆様、本当にありがとうございました。

尚、ドリームファームについては、別のレポートで詳しくお送りする予定です。
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<取材風景>※画像クリックで拡大

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