鈴木正浩の究極の大家道「タンク満タンですか?」

タンク満タンですか?「コロナ禍だからこそ田植えでしょ!」

2020/06/23

皆さん、タンク満タンですか?このコロナ禍でいろいろ不便な暮らしをしていると思いますが、お元気ですか?
私もなんとか踏ん張って、タンクを満タンにしようとがんばっております!
6月19日には新型コロナウィルス感染予防の自粛要請も全国的に解除され、プロ野球などイベントも条件付きで解禁、都道府県を跨いでの移動自粛もやっと解除されます。

やはり、この期間皆さんもご辛抱、ご苦労なされてきたと思います。かく言う私も、本業の不動産業や投資している事業などが停滞し、思うように動けず窮屈な生活を強いられました。とはいえ嘆いてばかりもしてられず、時間があればこそできる事、自宅だからこそできる事を見つけてそれらを処理してきました。
やっと、自粛期間も終わりかと思っていましたが、まだまだ世の中は回復に至らず、これから新しい生き方を見つけていくのだろうな~と漠然と考えております。

そうだ。美味しいお米を作ろう

さて、前置きが長くなりましたが、私、育ちが千葉の東の方でして、今の住まいも近隣なことから、この時期に地元で何かできる事がないか?と考えておりました。

実家に戻り窓をあけるとコロナ禍の事など嘘のようにのどかな空気が入り込んでくるのです。ふと、回りを見渡すと一面の田んぼが眺められるのです。

あ~これだ!春は田植えの季節。世間がコロナだ、クラスターだと躍起になっていても農家の皆様はもう田植えをしなければならない時期で、タイミングは違えど、日本人の主食であるお米を秋に収穫するために、今田植えが行われている。

そうだ、美味しいお米を作ろう!幸いにも私の地元は、おいしい米の産地で、知り合いに農家の方もいる。田んぼもお借りすることができる。秋に美味しいお米ができれば、こんなに楽しい事はない。ならば1人でやるのはもったいない!どうせやるなら、誰かと…

「どうですか、トレードトレードの編集部さん!一緒に田植えしませんか?」

と言うことで、千葉在住のトレトレスタッフさんと2人で田植えに挑戦することになりました。田植えには、私の知人で農業を法人化して行っている、合同会社サルベージの代表加瀬玲さんにご協力いただいて、彼が所有する田んぼをお借りすることにしました。

こちらの田んぼ、植えるお米の品種は千葉の美味しいコシヒカリ。千葉県を流れる水を使って瑞々しいもっちりとした、香り豊かなお米が育つそうです。

我々が手で植えたのが、1畝(うね)程度、さすがに寄る年波に勝てず1畝も植えれば腰が悲鳴を上げます。ですので、加瀬さんの会社のスタッフにも手伝っていただき、文明の利器である田植機を使って、1反(たん)程度田植えをしてきました。

※1畝=30坪
※1反=300坪

泥だらけになりながら、30cm程度の苗を一本一本田んぼに植えていくと、手に伝わる泥の感覚が何とも心地よく新鮮です。この小さな苗が、しばらくすると成長し青々とした稲になり、秋には稲穂がつき、頭を垂れるほどの豊作になることを願います。また、梅雨や大雨などの水害や、台風、突風、日照の少なさなどの天災に見舞われないようにと祈ってしまいます。

生きている間に起こるとは思いもよらなかった今回のコロナ禍の影響で、日々、ステイホームの閉塞感高まった時期に、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んでヒヤッとする田んぼに入り、泥を感じる体験ができたことが何よりも心地よかったです。そして今日努力した分が、秋には実りとして美味を感じさせてくれると信じ、今回の「タンク満タンですか」を終わりたいと思います。

秋になって美味しいお米ができれば、是非皆様にも召し上がっていただきたいと思っています。プレゼント企画やトレトレストアでの販売も計画しております、お楽しみにお待ちください。

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