酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」

酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
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FOMC.と日銀政策決定会合
2025/09/16今週の日米金融政策、先ずは16日から17日の予定でFOMC.が開催されるが、8月の米雇用統計が弱い結果だったことから0.25%の利下げは確実視され、市場の一部では0.50%の大幅利下げを見込む向きも有る。
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再びドル安と円安のせめぎあいか?
2025/09/08注目の8月米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想の+7万人を大きく下回る+2万2千人に留まり、また失業率も4.3%と7月の4.2%から上昇、そして6月分が-1万3千人へと下方修正されたがドル円相場は発表時の148円前後からの下落は穏やかなもので、146.79の安値を付けた後は直ぐに147円台を回復して147.38で週を終えた。
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本邦勢は円安、海外勢は円高指向
2025/09/01ドル円は146~148円のレンジが続く中、本邦投資家は円安志向、海外勢は円高志向が鮮明に。注目の米雇用統計次第で相場が一変する可能性も。最新動向を整理します。
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日米中央銀行の政策スタンスの違いが明らかに
2025/08/25注目のジャクソン・ホールでの中央銀行による金融シンポジュームが終了した。パウエルFRB.議長は講演で、雇用への“下振れリスクの高まり。”に言及し、政策スタンスの調整が必要になる可能性を示して、9月のFOMC.(連邦公開市場委員会)で利下げに着手する可能性を示唆した。
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ジャクソンホール会合
2025/08/19ドル円相場は、7月の米雇用統計発表後に150円台から147円台へと急落した後、概ね147円から148台でのレンジに終始していたが、今週から来週に掛けて動意が見られそうで有る。
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ならず者のペテン師
2025/08/04米雇用統計の悪化とともにドル円が急落。トランプ前大統領の暴言と政策は、今や「ならず者のペテン師」とまで呼ばれるほど。資本流出の兆しも?
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ドル円相場は乱高下
2025/06/30先週のドル円相場は週末に勃発したアメリカによるイランへの直接攻撃による“中東リスク。”による、“有事のドル買い。”と、原油価格の上昇を背景に日本の貿易赤字拡大への警戒感から円売りも入って、ドル買い&円売りの状態となり、乱降下した。
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アメリカがイランを攻撃
2025/06/23トランプ大統領は、通常はアメリカ・ミズーリ州のホワイトマン空軍基地に配属されているB2.ステルス戦略爆撃機7機を18時間掛けてイラン上空まで飛ばし、バンカー・バスターと呼ばれる特殊地下貫通弾を一機当たり2個ずつ、合計14個を投下、イランの核関連施設を破壊した。これが世界経済に与える影響は甚大なものになるであろう。
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為替報告書
2025/06/16米国財務省が半期ごとに連邦議会へ提出する“為替報告書”を公表した、注目されるのは今回の報告書で日銀の金融政策に関して新たな記述が見られることである。
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トランプ対マスク
2025/06/09トランプ大統領とイーロン・マスクがついに対立。財政政策や市場への影響も無視できず、ドル円は再び波乱含み。今後の米中関係にも要注目です。