酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
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有事のドル買い、そして株安&債券安
2026/03/16先週のドル円相場は、前週からのドル上昇の流れを受けて週初は159円台を伺う展開となったが、主要7ヶ国が石油備蓄の共同放出を発表すると一時157.27迄下げる局面が見られたものの、一向に進展しないイラン情勢を受けてリスク・オフが進み、有事の安全通貨としてドルが買われ、株と債券が売られる(金利上昇)展開となった。
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トリプル安。
2026/03/09イラン情勢が混沌とする中、週明けの東京市場では大幅な株安となり、また原油価格の暴騰がきっかけとなり、正午現在で日経平均株価は3880円安の51740円で金曜日から凡そ7%も下げ、又10年債利回りも2.224%で0.064%上昇し(債券価格は下落。) そしてドル円相場は158.70と此方も1円近くドル高&円安が進んで、正にトリプル安の状況となっている。
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Bessent seems to be quite pissed off.
2026/03/02先週のドル円相場は、154円台で始まったものの、毎日新聞が前週16日の高市総理と日銀植田総裁との会談で高市総理が利上げに対して難色を示したと言う報道などがあり、市場には我が国財務省による介入警戒感が強くてその後は156円を中心とした神経質な動きを見せることとなった。
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片や円買い、片や円売り。
2026/02/24先週のドル円相場、週末は高値155.64を付けることとなった。先週の始値は、前週の始値157.52から凡そ5円近くのドル安&円高となる152.71で始まったが、此の背景には先週のレポートで指摘した、投機筋による円キャリー・トレードの静かな巻き戻しが起きつつあるのではないのかと考えている。
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円のトリプル高
2026/02/16先週のドル円相場は、一時157.66と3週間ぶりとなる円安&ドル高が進んだが、その後は特に円高が急速に進んで金曜日の終値は前週末と比べて日経平均株価は2688円高、10年債利回りは-0.015%(金利低下は債券高である。)、そしてドル円相場は-4円52銭と大幅な円高&ドル安となり、株高、債券高、そして円高と言う“円のトリプル高。”となった。
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自民、歴史的大勝310
2026/02/09今回の衆議院選挙で自民党が単独で総定数465の3分の2に当たる310議席を獲得し、過去最多議席となる歴史的大勝利を収めた。自民党大勝の報を受けてドル円相場は“高市トレード。”が続くと考えて、早朝のオセアニア市場では157.70近辺で金曜日の終値である157.23から窓を開けてオープンしたが、午前7時の東京市場がオープンすると介入警戒感から徐々に値を下げ、一時156.21の安値を付けた。
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ドル円相場は乱高下
2026/02/022026年2月2日、酒匂隆雄氏が激動のドル円相場を解説。トランプ大統領のドル安容認やベッセント財務長官の発言、さらには高市総理の円安歓迎発言とその後の火消しにより相場は乱高下しました。この記事で分かること:米当局の本音/高市総理発言の影響/今週の順張り戦略
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レート・チェック
2026/01/26先週のドル円相場は、週の始値が157.93、高値が159.23、安値が155.62、そして終値が155.73と目まぐるしい展開を見せた。高値、安値の差は3円61銭で、1日としては約6カ月ぶりの大幅下落となった。ドル円相場が高値を付けたタイミングを見計らったかの様に日銀がレート・チェックを行ったとの観測が流れて、ドル円相場は一気に2円近く下落して157.31を付けた。
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欧米対立
2026/01/19トランプ政権によるグリーンランド問題を巡る強硬姿勢が、欧米対立を鮮明にした。関税発動、ドル離れの兆し、そして介入警戒が強まるドル円相場。2026年に向けたドルの脆弱性と為替市場の分岐点を読み解く。 この記事で分かること:欧米対立の構図/ドル資産からの脱却リスク/ドル円の警戒水準
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お化けは出るか?
2026/01/13先週のドル円は、衆議院解散観測をきっかけに158円台まで円安が進行。政府要人の牽制発言にも市場は動じず、介入警戒が高まっている。 この記事で分かること:円安が進んだ背景/過去の為替介入実績/今週の想定レンジ。
