酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ」
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更に深まる混迷の中、ドル下落リスクにより注意
2025/10/20先週のレポートのタイトルを“混迷の円相場。”として、ボラティリティーが高くなったドル円相場について書いたが、米政府機関閉鎖の混乱などによるドル安要因と、我が国の政局不安、日銀による利上げ逡巡などで、先週来益々そのボラティリティーが高まっている。
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混迷の円相場
2025/10/14自民党総裁選で高市早苗氏が新総裁に就任し、円安・株高の“高市トレード”が進行。しかし公明党の離脱報道で相場は急転。ドル円・日経平均が乱高下する中、次期政権と金融政策の行方に注目が集まっています。
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高市トレード
2025/10/06先週土曜日に実施された自由民主党総裁選挙で、高市早苗氏が新総裁に選出された。自民党が少数与党に落ちぶれた為に、すんなりとは自民党総裁=内閣総理大臣とは行かないが、15日に予定されている臨時国会に於いて一部野党の協力の元、高市氏がこれも初めての女性内閣総理大臣の誕生となりそうである。
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今週は、様子見
2025/09/29良好な米経済指標が相次いだことで過度な利下げ期待が後退してじり高の展開となり、150円にあと一歩と迫る149.95の高値を示現したが、パウエルFRB.議長が雇用の下振れリスクを指摘したため、一方的なドル高とはならず、10月3日発表になる9月の米雇用統計に市場の注目が集まっている。
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為替相場は動かず。
2025/09/22FOMCと日銀会合を経てもドル円は146~149円の膠着レンジを維持。円安要因への注目度が増すなか、自民党総裁選やミラン理事の影響が今後の相場を左右しそうです。
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FOMC.と日銀政策決定会合
2025/09/16今週の日米金融政策、先ずは16日から17日の予定でFOMC.が開催されるが、8月の米雇用統計が弱い結果だったことから0.25%の利下げは確実視され、市場の一部では0.50%の大幅利下げを見込む向きも有る。
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再びドル安と円安のせめぎあいか?
2025/09/08注目の8月米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想の+7万人を大きく下回る+2万2千人に留まり、また失業率も4.3%と7月の4.2%から上昇、そして6月分が-1万3千人へと下方修正されたがドル円相場は発表時の148円前後からの下落は穏やかなもので、146.79の安値を付けた後は直ぐに147円台を回復して147.38で週を終えた。
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本邦勢は円安、海外勢は円高指向
2025/09/01ドル円は146~148円のレンジが続く中、本邦投資家は円安志向、海外勢は円高志向が鮮明に。注目の米雇用統計次第で相場が一変する可能性も。最新動向を整理します。
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日米中央銀行の政策スタンスの違いが明らかに
2025/08/25注目のジャクソン・ホールでの中央銀行による金融シンポジュームが終了した。パウエルFRB.議長は講演で、雇用への“下振れリスクの高まり。”に言及し、政策スタンスの調整が必要になる可能性を示して、9月のFOMC.(連邦公開市場委員会)で利下げに着手する可能性を示唆した。
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ジャクソンホール会合
2025/08/19ドル円相場は、7月の米雇用統計発表後に150円台から147円台へと急落した後、概ね147円から148台でのレンジに終始していたが、今週から来週に掛けて動意が見られそうで有る。
