皆さん、こんにちは。「タンク将軍」こと鈴木正浩です。
今年も酒匂さん、川口さん、名波さんと一緒にドリームファームさんの田んぼで田植えをする季節がやってきました！
そしてこの田植え、毎回恒例となっている「コスプレ田植え」も今回で4回目を迎えました。毎回とても楽しみにしています。
はたしてどんなコスプレになったのか、田植えの様子と共にお楽しみください。

2025年も富山でコスプレ田植えをしてきました！

今回も富山県は入善町でお米を作ってますドリームファームさんへお邪魔しました。
お邪魔したのはすっかりお馴染みのメンバーとなった酒匂隆雄さん、川口一晃さん、名波はるかさんと私の4名。
到着するとすぐにコスプレの衣装が渡されました。ギリギリまでどんなコスプレをするのか誰も知らないので緊張の一瞬です。では、早速着替えてきます。
↓
↓
↓

という事で、着替えを終えて再び集合しました。
もうお分かりですね、今回は水戸黄門御一行様だそうです！
酒匂さんは黄門様、川口さんは弥七、名波さんはお銀、そして私は助さんです。
男性3人女性1人の組み合わせは毎回悩むそうで、ぜひ過去のコスプレもご覧ください。

▶ 24年のコスプレ田植えの様子はこちら
▶ 23年のコスプレ田植えの様子はこちら
▶ 22年のコスプレ稲刈りの様子はこちら

着替えも無事に終えたので、田んぼに向かいます。
どうですか、この景色！
ドリームファームさんでは、北アルプス立山連峰が育んだ清らかで冷たい豊富な水と、その水をたっぷり含んだ広大な土地で、食べる人のことを考えた安心・安全な作物をつくっています。

コスプレ田植え開始！

早速苗を植えていきます。
私を含め、皆さんにそれぞれのお米の名前があって、それぞれが思いを込めて稲を植えていきました。
私のお米は「愛人米」と「不倫米」これは一途な私でも気持ちが揺らいでしまうくらいに愛情をたっぷり注いで育てるという思いが込められています。

水戸黄門に扮した酒匂さんは「酒匂塾長の木枯らし米」。
酒匂さんの雰囲気が「木枯らし紋次郎」に似ていることから木枯らし米となりました。

＞木枯らし紋次郎のコスプレで田植えをした様子はこちら

弥七に扮した川口さんは「エルビス川口のペンタゴン米」。
以前エルビスプレスリーのコスプレをしてFXのセミナーをやったことがあるそうで、そこからエルビス川口というあだ名がついたそうです。

＞エルビスプレスリーのコスプレで田植えをした様子はこちら

名波はるかさんは「名波はるかのモンロー米」。
以前グラビアアイドルをしていた名波さんですが、いつもセクシーな衣装で登場。
セクシーと言えばマリリンモンローでしょう！ということでモンロー米を作ったのです。

＞マリリンモンローのコスプレで田植えをした様子はこちら

田植えも無事に終わり、記念写真を撮影。
天気も良く最高の田植えでした。あとは成長を待つばかり。
秋の稲刈りが今から楽しみです。

ドリームファームの稲を見学

田植えを終えた後、ドリームファームさんの稲を見学しました。

苗はビニールハウスの中で育てられています。
苗箱は15,000枚以上になるそうで、毎日水やりと温度管理に気を使い、とても手がかかるとのこと。

ドリームファームさんのお米と一緒に撮影。
ドリームファームさんのお米ですが、白米と玄米をトレトレストアで購入することができます。
また、私たちのお米も購入できますので、ぜひ覗いてみてください。

＞ドリームファームさんのお米はトレトレストアで好評発売中！

米騒動はなぜ起きた！？青木社長に直接お伺いしました！

「なぜ米問題騒動は起きたのか？」「農家はどんな状況にあるのか？」など、ドリームファーム代表の青木孝弘社長に話題の米問題についてお伺いすることができました。

鈴木：
それでは、早速お話をお伺いしたいと思います。
昨年からお米が足りないと話題になっていますが、生産者としてはどう感じてますか？

青木社長：
収穫量としては昨年より若干減ってはいるんですが、98%程の収穫量なんです。なので今、世間で言われているような「すごく足りないよね」といった感覚はなく、真面目に作付面積やルールを守ってきた中でなんでこういったことが起こるの？という国への不信感が湧いてきますね。

鈴木：
ドリームファームさんとしてはお米の収穫量は増えているのでしょうか？

青木社長：
お米を作る面積が毎年増えてますので収穫量も増えて行ってます。ただ、自分たちでこなせる面積がそろそろ限界かなと感じです。

鈴木：
限界というのは、若い人達が入ってこないのでしょうか？

青木社長：
私たちの地区は30代、40代の社長さん達がいるのですが、20代で新しく入ってくる人は少なくなりましたね。それで、どうすれば若い人たちが入ってくるかですが、農業法人が儲かれば給料も上がるので、まずは給料で入ってもらい、農業に興味を持ってもらえればと思っています。

鈴木：
お米の価格についてお伺いします。以前は5kgが2,000円ほどでしたが、現在4,000円を超える価格になっています。価格が上がると農家さんも儲かるのでしょうか？

青木社長：
私たちが今出荷してる価格は例年より1.2～1.3倍ほどなので、今騒がれている価格になるはずはないんです。そうすると間に入っている誰かが儲かっているんだなと思います。
生産者は実際儲かっていないので、農家も儲かってるんでしょ。と思われるのは残念な気持ちになりますね。

鈴木：
青木社長が思われるお米5kgの適正価格はいくらだと思いますか？

青木社長：
私の感覚だと今までの2,000円ちょっとの価格は安かったと思います。あの価格だと私たちも利益はでるもののトントンなんですよ。私が思う妥当な価格は3,000円をちょっと切るくらいが値ごろ感だと思っています。なので、今の4,000円はやりすぎですね。いったい誰が儲けているのでしょうか。

鈴木：
令和7年度の買い付けはもう来てたりしますか？

青木社長：
はい、いろいろなところから来ています。大手からも来てますし、実は隣の新潟からも来ているのです。皆さんは新潟は米どころと思っていると思いますが、お米が足りないようで富山のお米が欲しいそうです。
今まではどうしてたかというと東北のお米を集めていたそうなんです。ただ、東北のお米が集まらなかったみたいで、富山に声をかけていると。ただ、今までのお付き合いがありますので、私達からは簡単に新しいところに卸すことはないですね。

鈴木：
それでは、最後に今後のお米の在り方についてお伺いしたいと思います。
お米の値段は上がり、外国産米の民間輸入が急増しています。そうすると日本人のお米に対する思いが無くなっていくのではないかと思うのですが、そのあたりどう思いますか？

青木社長：
もちろん、お米が高すぎれば消費者は逃げていくと思いますので、まずは適正価格でお米を提供することですね。海外からのお米が増えればそちらに流れるかもしれません。実際、多くのチェーン店などではブレンド米が使われているそうです。

しかし、お米は私たち生産者が自信をもって作っていますので、私たちのお米を食べてもらい、甘みがあって美味しいというお米を味わってもらえれば「やっぱり日本のお米だよね」と思ってくれるはずです。そして子供たちにも日本のお米はこんなに美味しいんだと経験して育っていってもらいたいですね。

鈴木：
ありがとうございました。

という事で、今回も無事コスプレ田植えを終えることができました。
秋の収穫も、また今回のメンバーでお届けする予定ですので、是非ご期待ください。