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20260910|ドル円125円は通過点? 若林栄四氏が見る「円安終了」と今後のシナリオ【市場からの金言】

2026/09/11
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2026年9月10日(木)配信の「市場からの金言」では、大きく動いたドル円相場を若林栄四氏が3つのチャートから詳しく分析しました。

今回のポイントは、足元の下落が一時的な調整ではなく、これまで続いた「円安」そのものが転換した可能性です。

若林氏は125円をひとつの重要水準として挙げながら、さらに円高が進む可能性についても解説しました。

▼ 配信アーカイブ

「円安材料しかない」と言われたところが天井だった?

6月、7月には「円安材料しかない」という見方が市場で広がっていました。

しかし若林氏は当時から、皆が同じ方向を見始めたときこそ相場の天井になりやすいと指摘。

今回の配信でも、経済材料から相場を説明する「ナラティブ」にとらわれすぎず、相場そのものを見ることが重要だと改めて強調しました。

実際、ドル円は160円台から大きく下落しています。

16.5年サイクルが示す「2028年4月」

若林氏が注目するのが、ドル円の16.5年サイクルです。

前回の大きなドルの底として挙げたのが、2011年につけた75円53銭。

そこから16.5年後にあたるのが、

2028年4月 です。

若林氏は、この時間帯に向けて円高が進んでいく可能性を想定しています。

また、前回安値から59四半期目の中心点が2026年8月1日付近となり、7月30~31日の協調介入とほぼ重なったことにも注目。

今回の介入について、これまでとは異なる重要なタイミングで行われたと分析しました。

ドル円「125円」は通過点になるのか

四半期足から若林氏がひとつの重要水準として挙げたのが、

125円 です。

2011年と2019年の安値を結んだラインなどから、125円付近が大きなポイントになると分析しています。

ただし、若林氏は125円で円高が止まるとは見ていません。

1995年の歴史的な円高局面から約31年が経過し、現在は当時とは反対に実質的な円安が大きく進んだ状態にあり、より大きな円高相場へ発展する可能性を指摘しました。

まず注目は152円台、そして140円

より近い水準では、

152円63銭 がポイントとして挙げられました。

ここを下回った場合、次に意識されるのが140円近辺のネックラインです。

さらに140円を割り込んだ場合、一般的なチャート上の計算では116円付近がひとつの目安になります。

若林氏の分析では114円、その下の111~112円付近も大きな節目として挙げられています。

つまり、今回のドル円下落を短期的な調整ではなく、長期的な円高局面の入り口として警戒しているということです。

2027年3月以降、円高が加速する可能性

価格だけでなく「時間」でも重要なポイントがあります。

若林氏が注目しているのが、

2027年3月 です。

1968年3月に金の二重価格制が導入されてから59年という日柄を踏まえ、2027年3月以降はドル円にとって大きな転換期になる可能性があると分析。

そこから2028年4月にかけて、ドル安・円高が加速するシナリオを想定しています。

140円、125円という重要水準をいつ、どのように通過するのか。

今後は価格と時間の両方がポイントになりそうです。

「ドル安」ではなく「円高」なのか

今回の配信で印象的だったのが、ユーロ円を踏まえた若林氏の見方です。

過去の介入局面では、ドル円が下落してもユーロ円では円安基調が続いていました。

ところが今回はユーロ円も円高方向へ動いています。

若林氏はこれを、

「ドル高が終わったのではなく、円安が終わった」

と表現しました。

ドルだけが下落するのではなく、円そのものが主要通貨に対して上昇する局面へ変わり始めているのか。

今後のドル円を考えるうえで重要なポイントになりそうです。

まとめ|125円、2027年3月、そして2028年4月

今回の「市場からの金言」では、ドル円について3つのチャートを使いながら、長期的な円高シナリオが詳しく解説されました。

今後、特に注目したいのは、

・152円台を明確に下回るか
・140円のネックラインを割るか
・125円が下値になるのか、それとも通過点になるのか
・2027年3月以降に円高が加速するのか
・2028年4月に向けて大きなドルの底を形成するのか

という点です。

若林氏が指摘する『「円安が終わった」可能性』が今後の相場でどう現れてくるのか、ドル円の動きに注目です。

▼ 2026年9月10日「市場からの金言」アーカイブ
https://youtube.com/live/oYpuraOjHe8

※本記事は番組内で紹介された講師個人の相場分析・見解をまとめたものであり、将来の相場動向や投資成果を保証するものではありません。

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