トレトレ最新マーケットニュース originators

20260820|8月31日が相場の転換点?ドル円・株・金の行方【市場からの金言】

2026/08/21
まとめ
セミナー

> お米 or お肉がもれなくもらえる?!

2026年8月20日配信の「若林栄四 市場からの金言」では、米国金利、ドル円、日米株、金相場の今後を分析しました。

若林氏が注目するのは、複数の市場で重要な日柄が重なる「2026年8月31日前後」です。今回の配信では、年末から2027年にかけて相場の景色が大きく変わる可能性と、その後のシナリオが示されました。

見逃し配信はこちら

今回の結論――複数市場で下落リスクが高まる局面

若林氏は、現在の相場が2007年に見られた動きと似た状況にあると指摘しました。

2007年には米国金利がピークをつけた後、ドル円と日米株が下落。一方で、国債価格は上昇しました。

今回も同様に、今後は次のような流れを想定しています。

・米国金利は上昇から低下へ
・ドル円は円高方向へ
・米国株と日経平均は調整局面へ
・米国債、日本国債は価格上昇へ
・金相場も株式市場とともに下落する可能性

なかでも、米国株の下落がほかの市場を巻き込む展開に注意が必要だとしています。

米国金利は上昇よりも低下リスクに注意

米国では長期金利が上昇し、30年債利回りは約5.3%、10年債利回りは約4.7%まで上昇しました。

これに対して米財務省は、国債の買い戻し額を増額。若林氏は、この動きを金利上昇を抑えるための市場へのシグナルと捉えています。

一方、長期チャートでは金利上昇が止まりやすい水準に到達しており、景気の悪化を背景に、今後は金利が低下する可能性が高いとの見方を示しました。

米国の物価は依然として高いものの、一般消費者の生活は厳しさを増しています。AI関連株を中心とした株高が崩れた場合、実体経済の弱さがより強く意識される可能性があります。

ドル円は約2年越しのダブルトップ形成か

ドル円では、2024年7月3日の161円97銭と、2026年7月30日の163円98銭が大きなダブルトップを形成した可能性があると分析しました。

さらに、2023年1月の127円23銭から続いてきた上昇ラインも重要な分岐点を迎えています。

若林氏は、この上昇ラインを明確に割り込んだ場合、過去に安値をつけた140円前後を目指す流れに入る可能性があると予測しています。

ただし、直ちに一直線で円高が進むという見方ではありません。

2027年3月までは一定の下落局面となり、より大きなドル安・円高が始まるのは、2027年3月以降になる可能性があるとしています。

米国株は8月31日前後が重要な分岐点

S&P500をはじめとする米国株では、2025年4月7日の安値から数えて73週目となる2026年8月31日前後が、重要な日柄にあたります。

長期的な時間軸でも転換点が重なっていることから、若林氏は米国株について「非常に危ない局面」と警戒しています。

高値圏でもみ合いが続いているため、下落のきっかけは明確ではありません。ただし、FRB議長交代後の金融政策をめぐる不透明感や、AI関連株の変調が下落の引き金になる可能性があります。

株価が大きく崩れた場合、株式だけでなく、金や暗号資産などへ流入していた投資資金も一斉に市場から引き揚げられる展開が想定されます。

日経平均は調整後の長期上昇を想定

日経平均については、長期チャートから見た上値の目安を大きく超えて上昇した反動が出ていると分析しました。

若林氏は、2026年6月につけた7万2,831円を天井候補とし、8月31日前後から次の本格的な下落が始まる可能性を指摘しています。

想定される下値の目安は、2027年1~2月にかけて5万5,000~5万7,000円程度です。

ただし、米国株とは異なり、日本株の長期的な上昇トレンドそのものは崩れていないとの見方です。今回想定される下落は、長期的な上昇トレンドの過程で起こる調整局面と位置づけています。

金相場も株安と同時に下落する可能性

金相場では、2026年1月29日の5,542ドルを16年サイクルの天井候補としています。

足元の戻りについては、4,545~4,587ドル付近が上値を抑えやすい水準。こちらも複数の日柄が重なる8月31日前後から、再び下落する可能性があると予測しました。

下落した場合の中期的な下値の目安として示されたのは3,293ドルです。2027年3月に向けて、この水準を目指すシナリオを想定しています。

金が下落する直接的な理由は現時点では分からないとしながらも、米国株が暴落すれば、換金や損失補填のため金を含む幅広い資産が売られる可能性があると解説しました。

今後確認したい3つのポイント

今後の相場を判断するうえでは、次の動きが重要になります。

・8月31日前後に日米株や金が高値をつけるか
・ドル円が月足の上昇ラインを明確に割り込むか
・米国景気の悪化によって長期金利が低下し始めるか

市場ごとに異なる材料で動いているように見えても、大規模な資金流出が始まれば、株・金・暗号資産・為替が同時に動く可能性があります。

まとめ

今回の「市場からの金言」で若林氏が最も警戒していたのは、2026年8月31日前後から始まる可能性があるリスク資産の調整です。

ドル円は円高方向、米国株と日経平均は下落方向、米国金利は低下方向を想定。金相場についても、安全資産だから上昇するとは限らず、株安とともに売られるシナリオが示されました。

ただし、これらはチャートと日柄に基づく若林氏の見通しです。実際の相場では想定と異なる動きもあるため、重要な価格帯を確認しながら慎重に判断する必要があります。

チャートを使った詳しい解説は、配信アーカイブでご確認ください。

> お米 or お肉がもれなくもらえる?!

この記事をシェアする

前の記事

プロフィール

  
トレトレ最新マーケットニュース | 資産運用に役立つ為替情報やセミナー情報、お得なキャンペーン情報お届け

トレードトレードが資産運用に役立つ為替情報やセミナー情報、お得なキャンペーン情報をお届けします。

ブログランキング

    にほんブログ村 投資ブログへ

最新の記事

カテゴリー

アーカイブス

無料会員募集中