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20260806|日米協調介入後のドル円はどうなる?川合美智子さんが見る160円台の壁と下落リスク【マーケット女史Q&A】

2026/08/17
Q&A
セミナー

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2026年8月6日に配信された「マーケット女史24時」では、日米協調介入の背景や今後のドル円相場について解説しました。

今回は、番組視聴者から寄せられた「協調介入によって日本はアメリカに借りをつくったのか」「162円の買いポジションをどう判断すればよいのか」という質問に、川合美智子さんが回答します。

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日米協調介入は、アメリカへの「借り」なのか?

質問

協調介入で、アメリカに「借り」ができただけなのでしょうか? 今後、日本側に求められる対応について教えてください。

川合さんの回答

「借り」というより、アメリカにとっても円安が許容できない水準まで進んでいたため、協調介入という形を取ることで、市場に日米の共通認識を示す必要があったのだと思います。

アメリカ側にも、日本の金利上昇に伴う米国金利の上昇リスクや、貿易不均衡が拡大するリスク、円売りがアジア通貨全体に波及するリスクなどがありました。

今後、日本に求められる対応としては、ベッセント米財務長官が暗に示唆しているように、まず日銀の利上げが考えられます。

また、高市政権が財政拡大策を赤字国債に頼らず進めるのであれば、その財源をどのように確保するのかを明確に示す必要があります。

ドル円162円の買いポジションはどう判断する?

質問

ドル円162円の買いポジションを、損切りせずに保有しています。このまま持ち続けるかどうか、どの水準や条件を判断材料にすればよいでしょうか?

川合さんの回答

値ごろ感で見ると、7月23日の直近高値163.98円と、8月3日の協調介入後の安値155.24円に対する半値戻しは159.61円となり、現在はちょうどターゲット圏内にあります。

61.8%戻しにあたる160.64円までは、上昇してもおかしくありません。もともとの上昇トレンドが強いため、160.64円を上回って取引を終えた場合は、ややオーバーシュートして162円台まで戻る可能性も否定できません。

一方で、今回の日米協調介入には大きな意味があると考えています。個人的には、160円台が心理的な壁になるのではないかと見ています。

現状は158円台に強い下値抵抗があり、急反落にはつながりにくい状況です。ただし、157.50円を下回って取引を終えた場合は、中期的なサポートラインを下抜けるため、一段のドル安に注意が必要です。

ドル円の重要な判断ライン

今回の回答で注目したい水準は、次のとおりです。

・159.61円:直近高値と介入後安値の半値戻し
・160.64円:61.8%戻し。上回って終えれば162円台への戻りも視野
・160円台:心理的な壁になる可能性
・158円台:現状の強い下値抵抗
・157.50円:下回って取引を終えた場合、一段のドル安に注意

ドル円は、これまでの上昇トレンドの強さを残す一方、日米協調介入によって上値を抑えられる可能性もあります。

160.64円を上抜けるのか、それとも157.50円を下回るのかが、今後の方向性を判断する重要なポイントになりそうです。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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