【20260713 ペンタゴンチャンネル】ドル円162円が分岐点 日経平均・原油・金の次の動きは?
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2026年7月13日(月)に配信された「川口一晃のペンタゴンチャンネル」では、上昇を続けてきた各市場が、次の方向を探る「踊り場」に入っているとの見方が示されました。
今回の最大の注目点は、約39年半ぶりの円安水準となったドル円です。162円を維持できるかどうかによって、円安継続と反落のシナリオが分かれる重要な局面を迎えています。
この記事では、今回の配信内容を次の4つに絞って紹介します。
・ドル円は162円を維持できるか
・日経平均は上値が重くなるのか
・原油と金は反発・下落の分岐点へ
・ポンド円が転換価格の218円に到達
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ドル円は162円が分岐点 割り込めば調整へ向かう可能性
今回、最も重要な分析となったのがドル円です。
ドル円は一時162円台に乗せ、約39年半ぶりのドル高・円安水準を記録しました。足元では162円を挟み、上昇と下落を繰り返しています。
ペンタゴンチャート上では、162円を維持できるかどうかによって、次に書き足されるペンタゴンの位置が変わります。

162円を維持した場合
162円を上回る状態が続くと、現在のペンタゴンの上側に新しいペンタゴンが書き足されます。
この場合は下値が限定されやすくなり、円安基調が継続する可能性があります。状況によっては、160円台後半まで上昇するシナリオも考えられます。
162円を割り込んだ場合
162円を割り込むと、横方向にペンタゴンが書き足されます。
この形では上値が重くなりやすく、これまで続いてきた円安の勢いが鈍る可能性があります。
チャート上には複数の上値抵抗線があるほか、小さなダブルトップに近い形も見られます。
川口氏は目先について、上値が重くなり、いったん下がる可能性があるとの見方を示しました。
一方、政策対応などがないまま円安が続いた場合には、年内に165円から168円程度まで上昇する可能性も否定できないとしています。
日経平均は上値が重い展開へ 6万5,000円が調整時の目安
日経平均は、これまで右肩上がりのラインに沿って力強く上昇してきました。
しかし、直近では変化日を通過し、右肩下がりの対角線が上値抵抗線として機能しています。下値支持線も割り込み、新しいペンタゴンへ移ったことで、上昇の勢いは鈍り始めています。
川口氏は、次回配信までに高値を更新し、7万5,000円、8万円へ一気に上昇する展開については難しいのではないかと分析しました。
上昇したとしても、チャートの中央付近でダブルトップを形成する可能性があります。

6万5,000円を維持できるか
調整した場合の目安として示されたのが6万5,000円です。
6万5,000円を維持できれば、ペンタゴンの上側に位置する状態が続くため、中長期的な上昇トレンドまでは崩れないと考えられます。
一時的に6万5,000円付近まで下落する可能性はあるものの、同水準を割り込まずに反発できるかが重要になります。
株式相場はここまで休むことなく上昇してきただけに、今後は高値を追うこと以上に、調整が入った際の下値を確認する局面に入りつつあります。
原油は反発へ、金は4,000ドルをめぐる攻防
商品市場では、原油と金で異なる見通しが示されました。
原油は83ドルを目標とした自律反発に注目
原油価格は、米国とイランの衝突をきっかけに急上昇したように見えます。
ただし、週足チャートでは2025年12月頃に底をつけ、その後はじわじわと上昇していました。
直近の下落によって、チャート上に開いていた「窓」もほぼ埋まっています。
窓埋めが完了し、ペンタゴンの中心点にも近づいていることから、川口氏は徐々に下げ止まり、自律反発へ向かう可能性があると分析しました。
まずは83ドル付近が上値の目安となります。
現在の70ドル台前半から一気に高値へ戻るのではなく、83ドル付近を目指す反発局面として見ていく必要があります。
金は4,000ドルを維持できるか
一方、金については、やや弱いチャートになっています。
上昇しても押し戻される動きが繰り返されており、次にペンタゴンが横方向へ書き足されると、4,500ドル付近が強い上値抵抗線になります。
そのため、5,000ドル台へ戻るには時間がかかる可能性があります。
現在は4,000ドル付近を維持していますが、明確に割り込んだ場合には弱気な見方が広がり、さらに下値を探る展開になる可能性があります。
原油は反発の可能性、金は上値の重さが意識されるなど、同じ商品市場でも方向感が分かれています。
転換価格の結果を公開 ポンド円は第三目標の218円に到達
番組では、第100回記念企画として期間限定で配信された「5通貨の転換価格」の結果も公開されました。
配信期間中に、売り局面から買い局面へ転換したのはポンド円とユーロ円の2通貨です。
ポンド円は第三目標まで上昇
ポンド円は買いシグナルへ転換した後、第一目標、第二目標を通過し、第三目標として設定されていた218円に到達しました。
川口氏は、転換価格のシグナルに沿っていれば、第三目標まで取れたきれいな成功例だったと振り返りました。

ただし、足元では高値圏にあり、変化日(相場の転換点になりやすい日)も近づいています。
目先は上値が重くなる可能性があり、下値支持線としては210円付近が意識されます。
一方、より長期的な視点では、220円を超え、将来的に250円程度まで円安が進む可能性も頭の片隅に置いていると述べました。
ユーロ円はまだ第一目標に届かず
ユーロ円は7月1日に185円10銭を超え、買いシグナルへ転換しました。
配信時点では買い値を上回っていたものの、まだ第一目標には到達していません。
そのため、川口氏は今回の結果を「1勝1分け」と評価しています。
相場予測では、買い値を少し上回っただけで成功と判断するのではなく、あらかじめ設定した目標に到達したかどうかで評価する考え方が示されました。
今回のまとめ
今回のペンタゴンチャンネルでは、株式、為替、商品市場が、次の方向を探る「踊り場」に入っていることが示されました。
なかでも最大の焦点は、ドル円の162円です。
・ドル円は162円を維持できるかが分岐点
・日経平均は6万5,000円が調整時の節目
・原油は83ドルを目標とした反発に注目
・金は4,000ドルを割り込むかが重要
・ポンド円は転換価格の第三目標218円に到達
方向感が見えにくい局面では、値動きだけで判断するのではなく、支持線や抵抗線、変化日を確認することが重要です。
実際のペンタゴンチャートの形や、川口氏の詳しい解説は見逃し配信でご確認ください。
▼2026年7月13日配信
川口一晃のペンタゴンチャンネル
動画で確認したい主なタイムスタンプ
00:06:03 今回のテーマ「踊り場でのせめぎ合い」
00:08:54 日経平均と6万5,000円の節目
00:16:20 原油が反発すると考える理由
00:19:11 金は4,000ドルを維持できるか
00:22:29 転換価格メルマガの成績公開
00:28:00 ドル円162円を徹底分析
00:30:48 円安が続いた場合の年内予想
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