野村雅道の「ID為替分析」 nomura

外貨投信急増、今まで生きてきた中で最大

2026/05/18

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外貨投信は4月13.6兆円増加して125.3兆円となった。橋本総理の「金融ビッグバン」政策開始の時は2,3兆円だったが、リーマンショックに耐え、岸田総理の「貯蓄から投資」、「NISA(オルカン)」政策で急増。3月は大幅減少したが、4月はそれを相殺して余りある増加。単月では最大の増加であろう。

貿易赤字は22年のピークの19.9兆円から減少しているが、外貨投信の伸びが代わって大きな円安要因となっている。それゆえの4月の為替介入であったのだろう。

 ただ外貨投信(オルカン)を推奨するのは片山金融担当大臣、円買い介入の指揮も片山財務大臣。なかなか面白い仕事だ。その他円安要因にはGPIF、生保の外貨投資もあるが、動きは小さく予想通りなので暫くは外貨投信と貿易統計を追っていきたい。

表①は暦年の外貨投信、②24年からの月別外貨投信、③貿易収支

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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