野村雅道の「ID為替分析」 nomura

「通貨同盟→通貨統合?  リファレンス・レンジ(参考相場圏)」

2026/08/13

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「通貨同盟→通貨統合?  リファレンス・レンジ(参考相場圏)」

為替相場におけるレファレンス・レンジとは、当局が為替の急激な変動を防ぎ、一定の範囲内に安定させるために合意・設定した目標変動幅のこと。

ルーブル合意(1987年2月)におけるリファレンス・レンジとは、急速なドル安に歯止めをかけるためG7が導入した秘密の目標水準。
当時、1ドル=約153.50円を中心に「±2.5%」の狭い変動幅が設定され、この水準を外れた場合に協調介入を行う取り決めがあったとか言われた。結局ワークせず。

現在のドル円なら160円を中心なら156-164か。中心レートをどこにするか いっそのこと通貨統合で。

ただレファレンスレンジ(EMS=ERM上下2.25%)を採用した欧州は各国の相場を金利操作や介入で安定させることは出来ずに
 通貨によっては(イタリア、英国)レファレンスレンジを拡大したりしたがEMS(ERM)離脱となり、試行錯誤の上に統一通貨ユーロとなった。

*1ドル360円時代は上下1%の許容範囲

*スミソニアンの1ドル308円の時は2.25%

*今年のドル円は年初来、ドルの約1.8%高、固定相場の範疇

*円売りは日本が、ドル売りは米国が資金提供すれば出来るが 問題点は?

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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