今までのことが逆になる。(アメリカ株が下落に転ずるなど)
■ 若林栄四「NYからの金言」
・毎月1回放送中
2023年が幕を閉じ、新たな一年が幕を開けようとしています。新型コロナウイルスの感染拡大が収束し、観光業や飲食業などの活気が戻りつつあります。しかし、一方でロシアウクライナ戦争やパレスチナ問題など、世界情勢は安定せず、2024年には米国大統領選挙など、世界を揺るがすであろうニュースも予想されます。
そこで、トレトレでもお馴染みの投資のスペシャリスト達に2024年はどのような『漢字』になるのか、お伺いしました!
国際秩序が大きく揺らぐ中、2024年には台湾総統・議会選挙、イラン議会選挙、ロシア大統領選、韓国議会選挙、EU議会選挙、そして最も注目される米大統領選挙が行われ大きな政治変化が起きる可能性がある。危機はひとつではなく複合的だから厄介だ。とりわけ米大統領選でトランプ前大統領が再選されれば世界に激震が走るだろう。さらに注目すべきはウクライナ戦争の停戦、中国社会の混乱だ。イランの核開発も中東を揺るがすだろう。
2024年は「日昇米降」にします。
・日本経済↑
・日経平均株価↑
・円高VS米国経済↓
・米株↓
ドル安のイメージです。
『来年の漢字は?』と訊かれて、迷わず「喜寿!」と答えた。
そう、恥ずかしながら来年喜寿を迎える。喜寿は77歳の長寿を祝う習わしで、70歳のお祝いの古希に続く。古希は文字通り、古く珍しいで、平均寿命が短かった昔、「よくぞ70歳まで長生きされましたね。」との敬いも含む。
喜寿はそれを通り越して、更なる長生きに対して、”喜ばしい。”と言うもので実は余り感慨は無い。まあこの歳になるとついでに生きているみたいなもので、怖い物は何も無い。2024年も楽しく、明るく、健康に生きていく事にしよう。
国内においては、賃上げが叫ばれている中、2024年の春闘もある程度の数値を期待できると言われている。しかし、賃上げが期待できるのは大企業を中心とした企業である。中小企業は厳しい状況が続く。すなわち、格差が広がることが考えられる。
また、アメリカを中心とした先進国の物価や賃金は日本よりも高く、購買力という観点からも日本とかなりの差が生じている。GDPではドイツにも抜かされてしまった。海外との格差も付き始めている。こうした格差が更に拡大してしまうのか否かに注目したい。
■ 川口一晃のペンタゴンチャンネル
隔週月曜日 月2回放送中
【禍中有福】禍(わざわい)の中にも幸運を生み出す要素は必ず含まれている
グローバル経済の減速は続き、地政学リスクは高まる可能性がありそうですが、禍福は糾える縄の如し。2024年はチャンス到来に備える時期だと予想します。
2024年の漢字は「株安」と予想します。理由は以下の通りです。
・米国債が逆イールドと景気後退のサインが出ている。
・米国、欧州の政策金利の利上げが止まらない。
・中国の不動産バブル崩壊
・ロシア、サウジアラビアの減産による原油価格高騰