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(20251113号)円安155円と米株高はどこまで?今週の相場まとめTOP3【マーケット女史24時】

2025/11/14
まとめ

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2025年10月2日(木)配信の「マーケット女史24時」、今回のセミナーをざっくり振り返り!
今月の「マーケット女史24時」では、円安155円の行方・米株&日経の高値圏・ポンドと英国政治リスクが大きなテーマでした。

どの相場をチェックすべきかをランキングで見ていきます。
※本記事は2025年11月13日配信分のまとめであり、投資助言ではありません。

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応募方法は記事の最後にまとめています。

※本ランキングは相場への影響度・発生時期の近さ・セミナー内での強調度を基準にしています。

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第1位:ドル円155円台、円安「行き過ぎ」でもう一段?それとも反転?

まずいちばん気になるのは、やっぱりドル円155円台の円安どこまで問題じゃないでしょうか。
チャートはまだ強いものの、「さすがに行き過ぎでは?」という声もセミナー内でかなり強調されていました。

・今回の円安は、本来なら縮小しているはずの日米金利差と逆行して続いているのがポイント。
・アメリカは利下げに慎重になりつつあり、日銀は高市政権への“配慮”もあって利上げを先送りしているのでは…という見方。
・高市政権の積極財政(防衛費増・物価対策・中小企業やIT・ロボット・造船投資など)は、
 →短期的には財政悪化懸念→円売り材料になりやすい一方で、
 →うまく回れば企業収益・税収増につながる可能性もある、という両面が語られました。

さらに重要なのが「実質実効為替レート」の話。

・日銀が公表している指数では、いまの円は歴史的な最安値ゾーン
・95年のドル80円割れや、11年のドル75円台よりも「実質的には円安」という水準になっています。
・「日本の物価がまだ世界水準に追いついていない+為替が円安すぎる」というダブルパンチ状態。

川合さんのイメージとしては、
「理想は130円を少し割り込む程度。そこに寄せてくる方向への調整が、どこかで入ってもおかしくない」
というニュアンスでした。

ただし、すぐに円高一直線…という感じでもありません。

・10月に高市さんが総裁に選出された直後にあけたチャートの「窓」がまだ埋まっておらず、この窓があるうちは12月中は大きな下落(急な円高)になりにくいパターンも。
・月足では
 - 上:155〜157円ゾーンまでは上振れ余地あり
 - 下:153円割れ→調整入り、まず150円台、流れ次第で148円近辺も視野
といったイメージが共有されました。

ポイント

「153円」が短期の分かれ目。上なら155〜157円、下なら148〜150円方向を意識しておくと、日々の値動きが少し整理しやすいかもしれませんね。

根拠: 日米10年債利回り差の縮小にもかかわらずドル円がじり高を続けていること、実質実効為替レートが歴史的最安水準にあること、高市政権誕生後に開けた価値ギャップ(窓)が残っており、月足・日足ともに153円近辺が重要な支持・抵抗ラインになっているため。

第2位:米株&日経は“バブル気味”高値圏 崩れるきっかけ待ちの相場に?

2番目に押さえておきたいのが、米株と日経平均の「強いのに怖い」高値圏の話。
株価予想としてはポジティブ寄りだけど、ちょっと落ち着いて距離も取りたいポイントです。

米株(NYダウ・S&P500・NASDAQ)

NYダウは過去最高値を更新し、先週の下げもほぼ帳消し。トレンド自体は依然として強い。大きく崩れるとしたら、4万6,400ドル近辺がポイントライン。
・NASDAQは、決算期待(特にNVIDIAなど)で強いものの、目立つ大陰線が出ていて、2万2,500ポイント割れには要注意というコメント。
・ウィリアムズNY連銀総裁の「流動性供給・国債購入」発言などもあり、「次に下がるきっかけが見えないのが怖い」=バブル感というのが正直な肌感覚でした。

日経平均・TOPIX

・日経平均も5万円台を巡る攻防。4月の調整をこなした上で、今年の年初からの上昇トレンドはまだ生きています。
・「トレンドが本格的に変わるのは4万6,600円付近を割り込んだあたり」というイメージ。
・直近では5万円を割り込むかどうか・5万2,000円をしっかり超えられるかが焦点。5万2,000円を回復して引ければ、再び強気トレンドに戻る可能性が高いとのこと。

ここで出てきたのが「日経は持っていればいい相場」というコメント。

・日本企業の業績は総じて悪くなく、
・構造的にも「パラダイムシフト後の日経は以前とは別物」という認識。

ポイント

「米株バブルが怖い」と言いつつも、ボーナスを投じるなら日経平均や日本株もアリというニュアンスが出ていました。

第3位:ポンド・英国は「悪い → もっと悪い → 最悪?」 政治&増税リスクに要注意

3位はポンドと英国経済・政治のごちゃつきです。
ポンド円・ポンドドルを触っている人には、かなり気になる内容でした。

英中銀(BOE)と利下げの行方

・政策金利は今回据え置きだったものの、賛成5:反対4と、かなりギリギリのバランス。
・これまで総裁と同じ票を入れ続けてきた副総裁ブリーデン氏が、初めて「自分の色」を出して利下げサイドに回ったのは、ロンドン勢にとってかなり衝撃的。
・市場では12月利下げの織り込みが約8割という雰囲気で、「12月・来年2月と利下げが続くシナリオ」も意識されています。

英国の増税案と政局リスク

・リーブス財務相が大規模な増税を示唆、所得税率引き上げ案も浮上。
・消費者の懐はすでに物価高でカツカツで、貯蓄率が上がる=消費が減る=GDPの8割を占めるサービスセクターに逆風という構図。
・一方で、長期金利が下がれば利払い負担は減るため、「増税+利下げで財政赤字を少しマシにする」という狙いも読み取れる、というコメントでした。

さらにややこしいのが政局

・与党・労働党のスターマー首相への求心力が低下し、ポピュリスト政党「リフォームUK」の支持率が第一党レベルまで台頭。
・もしリフォームUKが単独政権を取るような展開になると、「良くも悪くもトランプ政権級の波乱要因」になる可能性も。

ポンドの位置感

・ロンドン勢の肌感覚としては「ポンド買いたい人はほぼゼロ」というコメントが印象的でした。
・ユーロポンドでは、これまで0.87台後半での“ユーロ売り・ポンド買い”が定番だったものの、今回はむしろ0.89台を売るかどうか慎重に見ている段階というスタンス。
・名目実効レート的にも、ポンドは「ここで踏ん張ってほしい」ラインにいて、ここを割り込むと一段と厳しい局面になる可能性がある、という見方でした。

ここ覚えておくとラクです

「ポンドはネガティブだが、ユーロをそこまで買っていいのかも微妙」
という、クロス(ユーロポンド)での微妙なバランス感覚がキモかもしれません。

根拠: BOEが5対4の僅差で据え置きにとどまったこと、12月利下げの市場織り込みが高いこと、リーブス財務相の増税示唆やリフォームUKの支持拡大など政治・財政両面の不安要素が重なっており、ロンドンのトレーダーの間でもポンドに対するセンチメントが極端に弱くなっているため。

投資家に伝えたいひとこと

円安155円は“行き過ぎ”のサインが点灯中。でも12月までは「窓」があるせいで、急な円高転換はなさそう…というのが今回のキモ。
・「どこにボーナスを置くか?」という意味では、米株のバブル感を警戒しつつ、日経平均や日本株(造船・防衛・寝がさ株など)を“長く持つ”前提で検討するのも一案という空気感でした。

今回のキーワード

・株式為替相場予測
・為替動向と円安シナリオ
・ドル円155円、153円ライン
・日経平均5万円と高値圏
・ポンドと英国政治リスク

注目スケジュール(番組内言及ベース)

イベント日付・目安
米・政府閉鎖明け後の各種経済指標(CPIなど)11月〜12月前半
米・10月雇用統計(政府閉鎖の影響が焦点)11月中(発表タイミングに要注目)
英国・予算案発表(増税案の正式決定)2025年11月26日前後
次回「マーケット女史24時」12/4(木)20:00 予定
欧米のクリスマス商戦の売上動向11月末〜12月(消費の強さを要チェック)

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編集部コメント

今回いちばん押さえておきたいのは、やはりドル円155円と「153円ライン」
ここをどう見るかで、今後の為替動向・株式為替相場予測・株価予想に対するスタンスがだいぶ変わりそうです。円安に振られすぎて疲れてきた人ほど、「どの水準で何をするか」をあらためて決めておくタイミングかもしれませんね。

次回の「マーケット女史」をお楽しみに!

動画の視聴こちら

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