(20250821)NYダウ下落はじまる?若林栄四氏の見解【NYからの金言Q&A】
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2025年8月21日配信の「若林栄四 NYからの金言」セミナーで寄せられた質問をQ&A形式でご紹介します。例年10月に向けての株価下落や、投資家が取るべき戦略、ウクライナ戦争終結の影響について、若林氏が本音で答えました。
※本記事は2025年8月21日時点のセミナー内容をもとに構成しています。最新状況とは異なる場合がありますのでご留意ください。

Q1. NYダウは今度こそ下落開始?基準点は変わる?
▶ポイント:
9月から下落開始、来年春~初夏まで続く可能性
▶若林さんの回答(要約)
・今年は例年通り、9月から10月にかけて下落入りと予想
・来年4~6月あたりまで下落が続く可能性あり
・2022~2024年の安値形成の時期から見ても、今年は11月に向けての下落シナリオが有力
■結論:
今回は本格的な下落相場に入る可能性が高い
若林さん質問回答全文(クリック or タップで表示)
今度こそは相場下落になるとみています。
例年10月に向けて相場が下がることが多く、始まりは概ね9月からです。今回の相場が10月を超えて下落を続けるかどうか。いろいろな日柄研究からすれば、来年4月~6月辺りまで相場下落となるのではないかと思います。
もちろん相場ですので絶対ということはありません。2022年は10月13日が安値、2023年は10月27日が安値となりました、2024年は12月に向けて天井を形成に行きました。それから見ても今年は例年通り11月に向けての相場下落だろうとみています。
Q2. 株価急落時は現金化すべき?ベスト戦略とは
▶ポイント:
年齢や耐性に応じて現金比率を上げることが重要
▶若林さんの回答(要約)
・原則は現金比率を高めること
・若い投資家は次の上昇相場でリカバー可能
・高齢投資家は日用品株やエネルギー株など防御株に切替を検討
・恐怖で投げ売りしないよう、耐えられる比率まで現金を確保
■結論:
現金比率を増やして「恐怖に耐えられる状態」を作るのがベスト
若林さん質問回答全文(クリック or タップで表示)
株価が下がるときは、現金比率を高めるというのが原則です。
個人投資家の年齢が若ければ、相場が下がっても次の上げ相場でリカバーできるので、それほど気にすることはないのですが、次の上げ相場を待てない年齢の方は、現金比率を上げる、あるいは防御専門の株すなわち、日用品の株あるいは、エネルギー株等に切り替えることが大事だと思います。
一番良いのは現金比率を上げることで、下げの恐怖に耐えることができることです。そうでないと下げ相場の一番悪い底で恐怖に駆られて相場を投げてしまうことになるので、投げないで済む程度、つまり自分の恐怖への耐性を考えておくことが必要です。
Q3. ウクライナ戦争終結、日本への影響は?
▶ポイント:
日本への直接影響は限定的、欧州株は上昇の可能性
▶若林さんの回答(要約)
・戦争終結は欧州中心に影響あり、日本にはほぼ影響なし
・欧州株は上昇、軍需関連はブーム収束の可能性
・日本はインフレ環境のため株は基本堅調
・米国株が最大50%下落のリスク → 日本株は押し目買いが有効
■結論:
日本株は高値追いではなく押し目買い戦略が有効
若林さん質問回答全文(クリック or タップで表示)
ウクライナの戦争が終結した場合、日本には何の影響もありません。主に欧州でのできごとが中心になるでしょう。欧州株が上がることが考えられる。一方で現在の欧州の軍需ブームが下火になることはあるかもしれません。
日本はインフレに入っているので、株は基本的に大丈夫でしょう。ただ米国株がここ数年で最大50%の下落の可能性があるので、日本株は押し目買いが正解でしょう。高値を追いかけるのはお勧めできない。
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