野村雅道の「ID為替分析」 nomura

7-8月15兆円介入の通信簿

2026/08/29

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①円は介入後は4位、8月月間では最弱、介入前も介入後も年間では11位

②ドルを介入前から弱くしたとは言える

③欧州通貨がやや弱くなった。スイスは嬉しいだろう。トルコがさらに弱くなった

④ここまではドル買い介入と同じく、介入金額的にはスムージングオペレーションの範疇(貿易資本赤字を埋める程度)、これ以上やると、これまでやったことのない攻撃的介入となる

⑤過去の円売り・円買い介入もこんな感じで大きくトレンドは変えていない

⑥とはいえ、今年の世界の相場は固定相場のようでたいして動いていない。日本の介入も今年の流れを食い止めると言う意味ではなく、過去15年続いた円安を止めたいのだろう。米国も承認しているのでもっとやればいいが、市場主義・自由主義から離脱する日本となる。EUは効果のなかった介入や金利操作を止めて一つの通貨になった。日本はどうする?

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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