野村雅道の「ID為替分析」 nomura

「メキシコ格下げ」初期反応=ペソ円は小幅下げ

2026/05/21

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ムーディーズはメキシコのソブリン信用格付けをBAA2からBAA3に引き下げ、見通しは安定的とした。

:今回の格下げは、メキシコの財政力の継続的な弱体化を反映したものであり、この傾向は、今後も続くと予想されます。

:財政基盤の弱体化と政策目標との矛盾は、メキシコの政策の信頼性を損なう。

:財政健全化の減速とペメックスへの継続的な支援は、メキシコの債務安定化を遅らせるだろう。

;硬直的な支出、縮小した収入基盤、およびメキシコ石油(PEMEX)への継続的な支援が、低成長環境下で政府の債務安定化能力を制限している

:経済成長は、構造的な弱点、例えば高い非公式経済、不安定さ、およびエネルギーや水の可用性に関連するインフラのボトルネックによって制限されている

*ペソ円は9.18から9.15へ下げ、現在9.17。IPC株価指数は68893.94(+0.49%)10年国債利回りは9.34%(昨日は9.37%)、トランプ大統領がイランとの交渉は最終段階にあると述べ、イラン戦争終結に向けた合意に近づいているとの期待が高まり市場全体がリスク選好の動きであったので格下げショックは幾分軽減されたか。

(なお、先週 S&Pは、メキシコの長期外貨建てソブリン格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したが、格付けはBBBに据え置いた。低成長の中で財政健全化が「非常に遅い」リスクがあるとし、今後12~24ヶ月間の格下げ確率は3分の1としている。また、メキシコの国営石油会社であるペメックスと電力公社(CFE)の格付け見通しもネガティブにした)

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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