野村雅道の「ID為替分析」 nomura

あの頃のG5、G7は一生懸命、為替声明を書いていましたが、今はさっぱりです。

2026/04/18

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ただルーブルではドルが下がったがここでいいと判断しています。それがドル円の今の水準と同じ160円です(実効相場がもっと円安だと=すなわち日本の物価が世界より安いということで気にする必要はない)

あの頃の声明は青春だった プラザとルーブル

1985 09 22 プラザ(声明でドルを売れと号令)

18.

 「大臣及び総裁は、為替レートが対外不均衡を調整する上で役割を果たすべきであることに合意した。このためには、為替レートは基礎的経済条件をこれまで以上によく反映すべきである。彼らは、ファンダメンタルズを一層改善するために合意された政策行動が実施、強化されなければならず、またファンダメンタルズの現在及び今後の変化を考慮すると、主要非ドル通貨の対ドル・レートのある程度の更なる秩序ある上昇が望ましいと確信している。彼らは、そうすることが有用であるときには、これを促進するためにより密接に協力する用意がある」

1987 2/22 ルーブル

為替レートについては、今後、より持続的な経常収支パターンの回復に重要な貢献をするような調整が生じてきた。

10.

大臣及び総裁は、プラザ合意以降の大幅な為替レートの変化は対外不均衡の縮小に今後一層寄与するであろうということに合意するとともに、この声明に要約された政策コミットメントを前提とすれば、今や各通貨は経済ファンダメンタルズに概ね合致した範囲内となったことに合意した。各通貨間における為替レートのこれ以上の大きな変動は、各国における成長及び調整の見通しを損う恐れがある。それゆえに、現状においては、為替レートを現在の水準の周辺に安定させることを促すために緊密に協力することに合意した。

***********************

プラザの声明は迫力ありますね。今見返しても。 「おい、お前らドル売れよ。売らないと協調介入するぞ」と戦前、ドル買い投機で批判され暗殺された三井財閥総帥の現場で日銀がディーラーを集めて声明を手渡しました。 私の銀行では日銀が直接来られて明日から宜しく(ドル売り)頼みますと言われました(これは、新潮社「1000日の譲歩」(塩田潮著)で詳細が描かれています。私も端役で登場しています)

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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