ID為替、円「通貨10位(前週7位)、株価3位(前週8位)、5月以降円安株高へ急変の理由」
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(4月までの円高株安から、円安株高に急変の2025年)
円は年初来で12通貨中10位へ後退、4月までは首位だったが、それ以降はじり安。ただ円の後ろにドルが位置しており、ドル円では年間では円高。
円安は株高に影響、6月中旬まではマイナス圏(4月11日は15.81%安)であったが、10月末は31.37%高。
(5月以降円安株高へ急変の理由)
ひとえに外貨投信の急増だ。2024年末の残高は89兆円、4月末に83兆円まで減少、そこから急増9月末には103兆円となっている。年初から14兆円増。投信全体でも24年末の246兆円から8月末の277兆円と31兆円増だ(株高は投信残高増以外もあるがここでは省く)。
機関投資家の外債投資意欲は抑えられているが、外株投資は投信を通じても行われていることは、下半期の生保の投資動向からみてもわかる。
(物価高は円安のせいだろうか)
政治家もテレビに映る主婦層も物価高を是正しろ、それは円安のせいだとしている。本当にそうなのだろうか。また円安を是正すれば物価高は解消されるのだろうか。日本の貿易依存度は輸出入ともに14%程度だ。物価への影響は小さくもないが大きくもない。相場変動による輸出入のメリットデメリットも貿易量が均衡しているために相殺されている。
物価高の大きな要因は原油高やコメ価格。原油はまずはガソリン税の撤廃をしなければならないし、金利を上げても原油価格には影響しない。コメはいうなれば「対外的にトランプ関税」をかけているのだから安いおコメが入ってくるのを遮断しているので高くなる。日銀利上げは弊害が大きく、また預金者への可処分所得増になり消費増になるので物価が下がるわけではない。日銀の実績でも金利操作で物価が税制されたことはない。
(今週は)
今週は国会論戦が始まる。日銀議事要旨、給与額、全世帯家計調査・消費支出などの発表がある。
(片山財務大臣)
通貨がファンダメンタルズを反映して安定的に変動することが極めて重要だ。我々は高い緊張感を持って為替動向を注視している。
(日銀植田総裁 ゆっくり)
日銀植田総裁は、経済・物価見通しが実現する確度は少しずつ高まっているとする一方、政策調整に向けては来年の春闘の「初動のモメンタム」が重要になると述べ、もう少しデータをみたいと語った。
(ベッセント財務長官)
健全な金融政策の策定とコミュニケーションがインフレ期待の安定維持と為替レートの過剰な変動を防ぐ上で重要な役割を果たすことを強調した。その上で、アベノミクス導入から12年が経過し、状況が大きく変化しているため、この点は極めて重要だと指摘した。
(テク)「日足、2σ上限到達」
日足、2σ上限到達。達成感あるも3σ上限への余地あり10月29日-30日の上昇ラインがサポート。5日線、20日線上向き。
週足、3σ上限に近い。10月20日週-27日週の上昇ラインがサポート。1月6日週-10月27日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き。
月足、ボリバン2σ下限から反発、中位を越える。9月-10月の上昇ラインがサポート。1月-10月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線上向き。
年足、5年ぶりの陰線が進行していたが、5月から反転長い下ヒゲを伸ばしつつある。21年-22年の上昇ラインがサポート。1985年-2024年の下降ラインが上値抵抗。

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