トレトレ編集部ブログ originators

(250703号)通貨分散って必要?移動平均線に『黄金比』?【マーケット女史Q&A】

2025/07/11
Q&A

> 無料のFX口座開設でお肉・お米のいずれかゲット!

「毎日トレードしないと不安」「ポジションを常に持つべき?」そんな悩み、ありませんか?

2025年7月3日配信のオンラインセミナー「マーケット女史24時」では、川合美智子さん・松崎美子さんが、視聴者の素朴な疑問にズバリ回答。

「分散投資すべき?」「移動平均線の期間ってどう選ぶ?」「情勢が複雑で動けない…」——そんな疑問に、ベテラントレーダーの川合美智子さんと松崎美子さんが本音で回答。実践派の戦略初心者が始めるためのヒントが詰まった注目の3問を紹介します。

※本記事は2025年7月3日時点のセミナー内容をもとに構成しています。最新状況とは異なる場合がありますのでご留意ください。

Q1. その数字に意味あるの?プロが移動平均線に『黄金比』を使う理由

ポイント:
61.8%の黄金比に着目したプロ独自のテクニカル戦略

川合さんの回答(要約)
・週足は翌週の戦略を立てるうえで重要
・62週は「61.8(黄金比)」に近く、中・長期の方向感を見る目安に
・31週はその半分で補助線として使う

■結論:
数字には『理由』がある。根拠あるテクニカル指標として活用中

川合さん質問回答全文(クリック or タップで表示)

Q1.31週移動平均線、62週移動平均線はトレーダーが意識してる人が多いから使ってるんですか?

週足は1週間の先行きを予測し、トレード戦略を立てるうえで役立ちます。また、31、62週移動平均線は私が個人的に活用しているもので、61.8の黄金比に近い62とその半分の31を用いており、中・長期の方向性を見る補助材料としています。

Q2. 通貨は分散しないと危ないですか?それとも集中?

ポイント
分散より『流動性重視』。有事の変動リスクに要注意

▶川合さんの回答(要約)
・主力はドル円・ユーロドル・ポンドなどのメジャー通貨
・高金利通貨はリスクが高く、保有は証拠金の10~15%以内に

■結論:
無理に分散せず、動かしやすい通貨で勝負する戦略

川合さん質問回答全文(クリック or タップで表示)

Q2.通過の分散に関して、現在はどのようにされてますか?配分とか意識されてますか?

通貨の分散投資は現在行っておらず、主としてドル円、ユーロドルやポンドなど(対ドル、対円)流動性の高い通貨を中心にトレードしています。分散投資をするとしたら高金利通貨を選ぶと思いますが、流動性に乏しく有事に大きく変動するので、証拠金の10~15%に留めると思います。

Q3. 世界情勢が複雑すぎて何を買えばいいのか分かりません…

ポイント
重要なのは「絞る」こと

▶松崎さんの回答(要約)
・まずは「ドル円」に絞るのがオススメ(情報が豊富)
・世界全体ではなく、まずは「米国と日本」だけ見ればOK
・現象として「動きのパターン」を捉えるのがコツ
・少額から始めて『体で覚える
・毎日10分でもチャートを見る習慣が成長を加速させる

■結論:
完璧な理解よりも、小さく経験を積む方が結果につながる

松崎さん質問回答全文(クリック or タップで表示)

Q3.正直世界情勢やら何やらが難しすぎて何をどう買うか、売るか、分からずにあまり手を付けられません…。 何からすれば良いとか、アドバイスがあれば教えていただきたいです。

「世界情勢が難しくて手が出せない」というのは極めて自然な感覚で、実際、多くの個人投資家が感じている事だと思います。

私からのご提案は以下の通りです。

① 「1通貨ペア」に絞る(ドル円)
② 「世界情勢=全部」ではなく、「米・日中心」からスタート
③ 「上がるか下がるか当てる」より、「パターンを見つける」
④ 小さい金額で始める
⑤ 「毎日10分」でも良いのでチャートを見る

一回のリアルトレードは100回の解説より記憶に残ります。その意味では、失敗しても痛くない金額で「経験」を積んでください。

まとめ

・移動平均線の『数字』に意味あり! 黄金比を活用した戦略視点
・「分からない」は普通。 だからこそ“絞って始める”が正解
・分散投資=安全とは限らない。 流動性とリスクのバランスが重要

セミナーの内容が気になる方は、ぜひ「マーケット女史24時」本編をチェックしてみてください。

セミナーはトレトレのYouTubeチャンネルにて視聴できます。ぜひ、チャンネル登録もよろしくお願いいたします。

動画の視聴はこちら

> 無料のFX口座開設でお肉・お米のいずれかゲット!

この記事をシェアする

前の記事 次の記事
無料会員募集中