【酒匂氏Q&A】ドル円158→139の乱高下、どう対応?視聴者の疑問にプロが直答
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4月24日に配信された「酒匂×川口のゴールデンアワー」セミナーでは、視聴者から多くの質問が寄せられました。
今回はその中から、ドル円相場の急変動への対応法やチャート分析の考え方について、酒匂さんが率直に語った内容をQ&A形式でご紹介します。

🔹Q1. トランプ旋風でドル/円相場大荒れ、先生方はどのように対応されていますか?
📌 ポイント: ドル下落トレンドを見据えたショート戦略。短期的には戻り売りで対応。
▼酒匂氏の回答(原文そのまま)
週明け、中国との関税交渉の進展によりドルは大きく戻しましたが、ドルの下落トレンドは変わっていないと考えており、下がりだしたら追い掛けて売る戦法を取る積りです。
トランプ第二次政権が発足以来、ドル円相場は高値158.86から安値139.89まで下落した後、凡そ半値戻しの148円台と大荒れの展開となっていますね。
私自身は、中長期的なView(ドルの下落)の基、基本的にはドル、ショート・ポジションを持ちながら、下で買って上で売ると言う取引を繰り返しながら、ショートの持ち値の改善を図っています。
🔹Q2. ドル円の週足・月足は変化がないように見えますが、急な動きはあり得るのでしょうか。
📌 ポイント: 実際に急変動が発生。週足は大きく陽転。
▼酒匂氏の回答(原文そのまま)
何処まで上がるかを見極めて、下がりだしたら追い掛けて売りたいと思います。
申し訳有りません、ご質問を頂いてから大きな値動きが有り、週足は大きく陽転しました。
🔹Q3. 米ドルの信用が下がる中で、これまで米国債を持っていた人はどうすれば良いと思いますか。
📌 ポイント: 円高リスクに備えて、タイミングを見てヘッジする判断も重要。
▼酒匂氏の回答(原文そのまま)
個人的にはドルが大きく下がると思っているので、程良い所でHedgeを掛けて(ドルを売る)採算をFixする(利益を確定する)ことも大事かと存じます。
ドル円相場が140円台を切った時に、機関投資家の間で保有するUnhedge(買い切りで、ドルのリスクを抱えている)で保有する米国債のHedgeを行うかの議論が為されたと聞いています。
米国債をUnhedgeで保有して円安になれば金利差+為替差益が出ますが、逆に円高になって為替差損が金利差を上回れば損になってしまいます。
🔹Q4. インジケーターとファンダメンタル、どちらをメインに見ていますか?インジケーターはあくまでも補助的な役割でしょうか。
📌 ポイント: 損切りの習慣化が重要。利食いのほうが実は難しい。
▼酒匂氏の回答(原文そのまま)
実は損切りはエントリーの時に決めるので簡単ですが、難しいのは利食いです。
1円利が乗ったので利食って更に1円動くと「大魚を逸した」感じがしますし、2円を狙って1円で利食わずにいたら反転して元に戻って、「絵に描いた餅」になってしまいます。
損切りを入れることを習慣にすることは大変大事だと思います。
基本的にはエントリーと同時に損切りの設定を行います。
何処のレベルで損切りを入れるかは人それぞれによって違うと思いますが、値幅(何十銭逆に行ったら切る)で入れるか、それとも取引額のパーセンテージ(例えば100万円の取引をしたら5%=5万円、或いは10%=10万円逆に行ったら切る)で入れるかはご自分でお決めになったら良いと思います。
📝 今回のQ&Aまとめ
・ドル下落を前提にしたトレード戦略とは?
・米国債保有時のヘッジ判断のタイミング
・インジケーターは使うべき?それとも補助?
・利食いと損切り、どちらが難しいのか?
このように、視聴者からの実践的な質問に対して、酒匂さんが丁寧に答えています。
今後も質問・回答コーナーは行っていきますので、次回の記事もお楽しみに!
セミナーはトレトレのYouTubeチャンネルにて視聴できます。ぜひ、チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
酒匂さんは別でYouTubeチャンネルも立ち上げております。そちらの動画もぜひご視聴ください。

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