野村雅道の「ID為替分析」 nomura

【米イラン交渉の内幕を暴露、米国はイラン当局者を迂回し、イラク・クルディスタン地域の指導者を秘密連絡役として利用】

2026/08/16

> 今ならお肉かお米が貰える!?

米メディアが米イラン交渉の内幕を暴露、Axiosによると、5月の米イラン停戦交渉において、トランプ政権はイランの公式交渉担当者を迂回し、イラク・クルディスタン地域のバルザニ大統領を通じてイラン革命防衛隊(IRGC)との秘密連絡ルートを確立した。

この異例の外交的動きは、交渉において双方が直面している信頼の危機とコミュニケーションの障壁を浮き彫りにしている。5月初旬、ホワイトハウスはイラン議会のガリバフ議長とアラグチ外相との交渉が行き詰まったと考え、イランの公式代表には最終決定権がないと疑っていたという。イラン革命防衛隊(IRGC)の真の立場を確認するため、当時の国家情報長官ギャバードは5月10日頃、バルザニに電話をかけ、IRGC司令官ヴァヒディと直接連絡を取るよう協力を求めた。

バルザニはその後、イラク・クルディスタン地域の首都アルビルにある事務所から暗号化された電話でヴァヒディと直接連絡を取った。ヴァヒディはバルザニに対し、革命防衛隊はイランの公式交渉担当者の立場を全面的に支持しており、交渉を通じて危機を解決することを望んでいると明言した。バルザニはこの情報を米国に伝えた。その後、米国はアルビルで米国とイランの間で高官級の秘密会談を行うことを提案したが、イスラエル諜報機関による暗殺の可能性に対するイラン側の懸念から、最終的に会談は実現しなかった。

*イラン議会のガリバフ議長は、「我々は戦争の軍事面と政治面の両方で勝利を収めた。イランと米国間の覚書は、外交戦場における我々の勝利の証であり、名誉なことである」と述べた。

> 今ならお肉かお米が貰える!?

この記事をシェアする

前の記事 次の記事

プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
> 公式 X
> 公式 YouTube

ブログランキング

最新の記事

カテゴリー

  • カテゴリーなし

アーカイブス

無料会員募集中