野村雅道の「ID為替分析」 nomura

米、USMCA延長しない方針表明へ 7月1日見直し期限 (米国物価上昇も)

2026/07/01

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米トランプ政権は、7月1日に見直し期限を迎える自由貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」について、延長しない方針を正式に表明する見通し。これにより協定を段階的に縮小する協議が10年間行われ、それでも合意が得られなければ、32年間続いた北米の自由貿​易圏は2036年7月1日に失効する。
方針が表明されれば、トランプ大統領の第1次政権で交渉された「サンセット条項」の一環である6年ごとの見直しプロセス‌が始動する。ただ、北米の自動車生産における米国産・域内産部品の比率引き上げや、中国製品がUSMCAの恩恵を受けるのを阻止する貿易保護措置など、協定の将来を巡る難航中の交渉に大きな変化をもたらすことにはならない見通しだ。
米国、メキシコ、カナダの通商担当閣僚は7月1日にオンライン会合を開き、USMCAをさらに16年間延長する意向があるか協議する。グリア米​通商代表部(USTR)代表の報道官は、USMCAについてグリア氏の正式な発表は行われていないとしている。ただ、グリア氏は7月20日の週にメキシコとの3回目の交渉を予​定しており、改定に向けた働きかけを継続する意向を示している。ロイター

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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