野村雅道の「ID為替分析」 nomura

円安は財務省、金融庁が原因。まったく投機ではない。

2026/02/18

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2012年の原発停止より貿易赤字が拡大し円相場は80円から161円へ推移。最近は当局が円安を威嚇することが多いが、2022年の貿易赤字19.9兆円のピークから原油安もあり円安の要因である貿易赤字は縮小している。貿易赤字による円安が落ち着いてきた。

ただ同時に主として(機関投資家も動いているが)政府推奨(金融庁)のNISAによる個人の海外投資の急拡大で貿易赤字を上回る資金が流出している。私は円安の方が税収増、企業収益増がともなうのでメリットが大きいと思うが、財務省・金融庁が自らの政策で円安が進んでいるにもかかわらず、円安を急激だ、投機的だと批判するのはおかしいと思う。むしろ財務省・金融庁の円安政策で日本の景気が勢いづき、消費税減税も行えるようになったと強調したほうが自然だと思う。(表は最近の資金流出の表=外貨投信と貿易赤字) だからと言ってNISAを禁止すると大混乱が起きるのは間違いない。しばし円安での財源拡大を楽しもうではないか。それをインフレ低減に活用すべきだ。(たぶん財務大臣は金融庁も担当する大臣だと思う)

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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