野村雅道の「ID為替分析」 nomura

ゼレンスキー大統領、ロシア・ウクライナ和平案20項目を発表

2025/12/25

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ウクライナ通信社が24日に報じたところによると、ゼレンスキー大統領は記者会見でロシア・ウクライナ和平案の最新版20項目を発表し、この文書はまだ草案段階であり、交渉過程で内容が変更される可能性があることを強調した。

ゼレンスキー大統領は記者団に対し、「枠組み文書」と称されるこの文書は、ウクライナと米国の共通の立場を概ね反映し、米国の立場も一部反映しているものの、依然として解決すべき課題がいくつかあると述べた。「しかしながら、文書の最終化に向けて大きな進展があった」と大統領は述べた。

ゼレンスキー大統領は、草案の20項目を発表した。これらの項目には、ウクライナの主権が再確認されること、ロシアとウクライナ間の長期的な平和維持のためのコンタクトライン監視メカニズムが設立されること、ウクライナが強力な安全保障を享受できることなどが含まれている。ウクライナ軍の規模は平時において80万人に維持される。米国、NATO、欧州はウクライナに対し、NATO第5条集団防衛条項と同様の保証を与える。ロシアは欧州とウクライナに対する不侵略政策を全ての必要文書に含める。ウクライナは明確な加盟期限を設けて欧州連合(EU)に加盟する。経済復興、再建、人道支援のために8000億ドルの調達を目標に複数の基金を設立する。ウクライナと米国は自由貿易協定交渉を加速する。ウクライナは非核兵器国としての地位を再確認する。ザポリージャ原子力発電所はウクライナ、米国、ロシアの3国が共同で運営する。ウクライナは可能な限り速やかに選挙を実施する。法案は領土問題にも触れているが、ゼレンスキー大統領は未解決のままであると述べた。現在の提案には、「現状維持」、すなわち「和平案」調印日の部隊展開ラインを事実上の接触ラインとして認め、国際部隊による監視を行うこと、そしてドンバス地域に潜在的な「自由経済圏」を設置することが含まれている。

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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