野村雅道の「ID為替分析」 nomura

「外貨準備はドル売り介入のためにあるのだろうか?」

2025/12/22

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*ドルなどの海外融資の際には借り手国の外貨準備をチェックする
*それは支払いに耐えうる外貨準備があるか
*原油などエッセンシャルな輸入品の支払うドルはあるかを調べデフォルトリスクを軽減する

*日本もインフレで困っているなら、原油・小麦などエッセンシャルな輸入業者にドルを割り当てるのが効率的

*ドル売り介入をやってもいいが、世界に豆まきのように播くので、本当に必要な人に渡らず
 アルゼンチンのAちゃんや、ジンバブエのJちゃんにドルが渡ってしまう効率の悪さ

*ただドル円市場活性化の為には介入は面白く、デイトレーダーは歓迎しよう
  それを海外でやるなら日本の石油業者はトホホだ

*まあ いろいろあるが介入は属人的な物なので、常に気をつけましょう 先ずは仲値後も注意しましょう

(ついでに適正外貨準備高もチェックしましょう。輸入の3か月とか書いています。日本なら24兆円)

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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